アナ・デ・アルマス、『ジョン・ウィック』のスピンオフ『バレリーナ』アクション撮影で満身創痍 ─ 「身体中アザだらけで辛い」

『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ映画、『バレリーナ(原題:Ballerina)』で主演を務めるアナ・デ・アルマスによると、劇中のアクションシーンはとてつもなくハードだったようだ。米トーク番組『Tonight Show: Jimmy Fallon』出演時のエピソードを米Cinemablendが紹介している。
本作はキアヌ・リーブス主演によるメインシリーズの第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)に登場したバレリーナを主人公とする物語で、家族を殺し屋に奪われた若い女性が、復讐のため同じく殺し屋へ変貌するストーリーだとされる。アルマスのほか、『ジョン・ウィック』シリーズで主演のキアヌ・リーヴスやガブリエル・バーン、アンジェリカ・ヒューストン、ノーマン・リーダスらが出演する。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)『グレイマン』(2022)とアクション映画での存在感を増すアルマスにとっても、『バレリーナ』のアクションは相当肉体を酷使するものだったようだ。撮影のプロセスについて「撮影のためにチェコ・プラハに4か月滞在したのですが、まだもう1か月あります。すごくキツいです。体も背中も何もかもが痛いんです。ぼやいていましたよ、痛いし、アザだらけだし。『007』は15分の出演でしたけど、『バレリーナ』は作品丸ごとですから別次元ですよね」とコメント。しかし満身創痍のアルマスは、キアヌとのシーンを機に気持ちを入れ替えることができたのだそうだ。
「ある日、キアヌと私はとても難しいアクションシーンのリハーサルをしていたんです。そうしたらキアヌは転がって私を投げ飛ばして、びっくりするようなアクションを見せたんですよ。『もうぼやいてはいられないぞ』って思いましたね。だって彼はやってのけたんだから。本当に彼は最高ですよ。」
『ジョン・ウィック』シリーズは作品を追うごとに作品のスケールもアクションもレベルアップ。当初予定していた4作目と5作目の連続撮影を「キツすぎるから中断した」と監督のチャド・スタエルスキが告白している。キアヌ本人も4作目を「今までで一番ハードな映画だった」を語っていたため、『バレリーナ』もシリーズに共通する激しいアクションが見どころとなるだろう。
『バレリーナ』は『アンダーワールド』シリーズでメガホンを取ったレン・ワイズマンが監督を、『ジョン・ウィック:パラベラム』『ジョン・ウィック:チャプター4(仮題)』のシェイ・ハッテンが脚本を務める。なお、脚本には『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)のエメラルド・フェネルも参加している(クレジットの有無は不明)。プロデューサーは『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督、ベイジル・イヴァニク、エリカ・リーら。
アナ・デ・アルマス主演『バレリーナ(原題:Ballerina)』の公開時期は未定。
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Source:Tonight Show: Jimmy Fallon,Cinemablend



























