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【ネタバレ】『アベンジャーズ/エンドゲーム』インフィニティ・ストーン◯◯◯◯◯◯◯◯ ─ 監督が衝撃の事実を明かす

マーベル『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』サノス

インフィニティ・ストーン、破壊された?

『アベンジャーズ/エンドゲーム』冒頭では、前作『インフィニティ・ウォー』での“指パッチン”を生き延びたキャプテン・アメリカやソー、ブラック・ウィドウらがサノスへの復讐をもくろんでいる。サノスの手からインフィニティ・ストーンを奪い返すことで、塵と消えた全生命の半分を蘇らせる計画だ。サノスの行方は知れなかったが、トニー・スターク/アイアンマンとともにサノスの娘ネビュラが地球にやってきたことで状況は一変。ストーンが使用された形跡をたどって、一同はサノスの農場を訪れることになる。

ところが、生命を半減させて宇宙のバランスを取ることを目的としてきたサノスにとって、すでにインフィニティ・ストーンは必要のないものだった。そこでサノスは、ストーンのもつ力によって6つ全てのストーンを破壊。ヒーローたちがサノスを追い詰めた時には時すでに遅し、ストーンの存在は消えていたのだ。ソーは怒りに任せ、サノスの首を斬り落とす。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

しかし、ちょっと待ってほしい。『エンドゲーム』中盤、2012年のニューヨークでは、エンシェント・ワンがブルース・バナー/ハルクに重大な情報を語っているのだ。いわく、インフィニティ・ストーンは時間の流れを生み出すほど強力な存在。ストーンがひとつでも欠けた世界は「闇の力に対抗する手段をもたない」のだ。ならばサノスがインフィニティ・ストーンを破壊したことで、すでに重大なエラーが生じているのではないか?

この疑問について、米国ワシントンD.C.にて開催されたイベントで、ルッソ兄弟は事の真相を明かしている。

「サノスはストーンを原子レベルに分解しただけ。インフィニティ・ストーンは今でもこの宇宙に存在しています。」

つまりストーンの形を持たないものの、6つのストーンはどこかを漂っており、その効力は消えていないということだ。すなわちストーンを原子レベルから復元できる存在が現れれば、ふたたび世界が“指パッチン”の危険にさらされる可能性もある。『エンドゲーム』をもってマーベル・シネマティック・ユニバースの物語はひとまずの完結を迎えただけに、今後の作品でインフィニティ・ストーンが再登場することは考えづらいようにも思われるが…?未来は神のみ、いやケヴィン・ファイギ社長のみが知っている。

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)より全国公開中

『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html

Source: Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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