『エターナルズ』キンゴ役、パンツを前後ろ逆に履いていた ─ ヒーロースーツとトイレ問題

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新たなヒーローチームを描く『エターナルズ』には、様々な個性を持つ面々が登場した。
中でも、クメイル・ナンジアニが演じたキンゴは、メンバーの中でも最も明るいお調子者のキャラクター。演じたナンジアニも、おっちょこちょいなミスをしていたようだ。なんと、コスチュームを間違えて着ていたというのである。
エターナルズのメンバーはカラフルなコスチュームを着用しているが、これが手のこんだ作りになっているため、「一度着たらトイレに行きづらい」と、ナンジアニは米トーク番組「
Late Night with Seth Meyers」で話している。
「朝に着たら、一日中着っぱなし。だから水やコーヒーも飲まないように気をつけていたんです。それで2週間くらい撮影が進んだ時に、ブライアン・タイリー・ヘンリー(ファストス役)がスーツ着たままコーヒー飲んでたんですよ。“えっ、トイレどうしてるんですか?”って聞いたら、“チャックがあるじゃん”って。そこで初めて気付いたんです。パンツを前後ろ逆に履いてたって。」
流石にアウトフィットの着用が間違っていれば、早い段階でクルーが気づくはず。ナンジアニが履き方を間違えていたのは、きっと外からは見えないインナーの類だったと考えられる。もっと早くに気づいていれば、撮影現場を快適に過ごすことができたのに……。「スーパーヒーロー役は初めてだったもので」と、ナンジアニはオチをつけている。
実際、スーパーヒーロー映画の出演者にとって、スーツとトイレの問題はけっこう重要だ。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)でステルス・スーツが新登場した際、トム・ホランドは従来のスーツではトイレに行けなかったと話していた。DC映画ではザッカリー・リーヴァイが、『シャザム!』のスーツではトイレに行くのが大変だと不満を漏らしており、バットマン役を演じたクリスチャン・ベールも後輩ロバート・パティンソンに「自力でトイレに行けるようにしたほうがいい」とアドバイスを贈っている。さらには、『スター・ウォーズ』でストームトルーパー役を演じた役者も、スーツを着るとトイレに行けなくなって辛いと話していた。
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Source:Late Night with Seth Meyers