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アン・ハサウェイ、見逃してるかも作品6選 ─ 『プラダを着た悪魔』とあわせて観たい

Looking Glass Films https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Anne_Hathaway_for_AHC.png CC BY 3.0

ハリウッドの第一線で常に活躍を続ける女優アン・ハサウェイ。米コメディドラマ「ゲット・リアル」(1999-2000)の主演で一躍名を馳せて以降、『プラダを着た悪魔』(2006)『レ・ミゼラブル』(2012)『インターステラー』(2014)『マイ・インターン』(2015)……と、数え始めるときりがないほど多くの名作に出演を重ねてきた。

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2009年にジョナサン・デミ監督作『レイチェルの結婚』(2008)でアカデミー主演女優賞に初めてノミネートされたハサウェイ。その4年後には、『レ・ミゼラブル』にて助演女優賞受賞を成し遂げている。そんなアン・ハサウェイだが、冒頭で列挙した代表作のほかにも注目作は多々ある。

本記事では、意外に知られていなさそうなアン・ハサウェイ作品をピックアップしてご紹介。これを機に彼女の魅力にもっと迫ってほしい。

『ゲット・スマート』(2008)

スティーブ・カレル、ドウェイン・ジョンソン、テレンス・スタンプら豪華俳優陣が集ったコメディ要素たっぷりのスパイ・アクション映画。ハサウェイは、スパイを目指す敏腕分析官マックスウェル・スマート/エージェント86(カレル)と共に国際犯罪組織を追うエージェント99を演じた。

ハサウェイ演じるエージェント99は、整形手術を受けて国際犯罪組織に顔が知られていないという設定。劇中では旅客機からスカイダイビングをしたり、潜入先のパーティで華麗なダンスを披露したりと、ミッション遂行のために何でも軽々とこなすエージェント99をハサウェイは好演している。コメディ俳優として名高いカレルとの息ぴったりな掛け合いにも注目してほしい。

監督は、アダム・サンドラー&ドリュー・バリモア出演のロマンティック・コメディ『50回目のファースト・キス』(2004)などで知られるピーター・シーガル。2008年には続編の製作が発表され、カレルやハサウェイの続投も伝えられたが、以降の進捗は不明となっている。

『レイチェルの結婚』(2008)

ハサウェイがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたロマンス映画。アルコール依存やドラッグ中毒に苛まれ、リハビリ施設の入退院を繰り返す主人公キムを演じている。

本作は、姉レイチェルの結婚式をきっかけに、キムが実家に帰るところから物語が展開していく。家族と久々の再会を果たすキムだが、自身が抱える問題や将来を巡って衝突してしまう。複雑な問題を内に抱える女性をハサウェイは繊細に、そして時には大胆に表現。ハートウォーミングな場面も切り取りつつ、現実をリアルに映し出した1作だ。

共演者には姉レイチェル役で『グッバイ、リチャード!』(2018)のローズマリー・デウィットほか、『愛と青春の旅だち』(1982)のデブラ・ウィンガーや『インターステラー』(2014)ビル・アーウィンらが脇を固めている。監督は『羊たちの沈黙』(1991)『フィラデルフィア』(1993)などで知られるジョナサン・デミが務めた。

『ラブ & ドラッグ』(2010)

ジェイク・ギレンホール共演、互いに身体だけの関係を求める男女を描いたロマンティック・コメディ映画。ハサウェイは、若年性パーキンソン病を抱えているが故に恋愛関係を避ける女性マギーを演じた。

製薬会社の営業マン、ジェイミーは仕事中にもお構いなしで目に留めた女性を口説き落とし、セックス・ライフを謳歌していた。ある時、マギーと出会ったジェイミーはいつものように身体だけの関係を築くも、思いがけず恋をしてしまうのだった…。

本作でハサウェイはゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネート。『レイチェルの結婚』(ドラマ部門)以来の同賞ノミネートとなったハサウェイは、女優としての地歩を着々と固めていくことになる。

監督は、『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』(1994)『ラスト サムライ』(2003)『ブラッド・ダイヤモンド』(2006)などのエドワード・ズウィック。共演には、『美女と野獣』(2017)ジョシュ・ギャッド、『評決のとき』(1996)オリヴァー・プラット、『大いなる遺産』(1998)ハンク・アザリアらが名を連ねている。

『シンクロナイズドモンスター』(2016)

職なし、家なし、恋人なしのダメ・ウーマンと、街を壊滅させる大怪獣がシンクロしてしまうSFモンスター映画。ハサウェイは職探し中のライター、グロリア役で主演を務めた他、製作総指揮にも就任している。

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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