『グラディエーター2』に「マンダロリアン」ペドロ・パスカル出演へ

巨匠リドリー・スコット監督による『グラディエーター』の続編映画『グラディエーター2』(仮題)の新キャストについて続報が届いた。「THE LAST OF US」(2023-)「マンダロリアン」(2019-)のペドロ・パスカルが出演に向けて話し合いを進めていることを米Deadlineが報じている。
本作は『グラディエーター』(2000)の25~30年後を舞台に、前作に登場したコモドゥス(ホアキン・フェニックス)の甥で、ルシッラの息子・ルキウスを描く物語となる。『aftersun/アフターサン』(2022、日2023)でアカデミー賞主演男優賞候補となったポール・メスカルが主人公のルキウス役を演じる。パスカルの役は未定だが、交渉の最終段階に入っているようだ。
『グラディエーター2』の出演者情報といえば、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4のエディ・マンソン役で知られるジョセフ・クインが新キャストとして、また前作でルシッラ役を演じたコニー・ニールセンが続投することが明らかになったところ。クイン演じるカラカラ帝の弟であるゲタ役に『エターナルズ』(2021)『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のバリー・コーガンが交渉中であるほか、名優デンゼル・ワシントンが出演意向であることも報じられてきた。パスカルも含め、出演予定者の交渉が全て確定すれば、比類なき豪華キャストが実現することとなる。
パスカルはスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督の最新作『Strange Way of Life(原題)』にて、イーサン・ホークとカウボーイのカップルを演じるほか、イーサン・コーエン監督のロードムービー『Drive-Away Dolls(原題)』が2023年9月に米国公開を控える。『キャプテン・マーベル』(2019)の監督コンビ、ライアン・フレック&アンナ・ボーデンによる新作映画『Freaky Tales(原題)』の出演陣としても名を連ねており、目下キャリアは絶好調。『グラディエーター2』の出演により、更なる飛躍を遂げることとなるだろう。
『グラディエーター』続編映画(タイトル未定)は、2024年11月22日に米国公開予定。共同脚本は『ゲティ家の身代金』(2017)のデヴィッド・スカルパが務め、前作からは衣装デザイナーのジャンティ・イエーツ、美術監督のアーサー・マックスも復帰する。
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Source:Deadline