『イコライザー』デンゼル・ワシントン、『グラディエーター』続編映画に出演へ ─ リドリー・スコット監督と16年ぶりタッグ
『イコライザー』シリーズなどの名優デンゼル・ワシントンが、スペクタクル史劇『グラディエーター』の続編映画(タイトル未定)に出演する意向であることがわかった。米Deadlineによると、デンゼルは契約交渉の最終段階にあるという。
本作は『グラディエーター』(2000)の25~30年後を舞台に、前作に登場したコモドゥス(ホアキン・フェニックス)の甥で、ルシッラ(コニー・ニールセン)の息子・ルキウスを描く物語となる。監督・脚本・製作として復帰するリドリー・スコットとデンゼルは、『アメリカン・ギャングスター』(2007)以来の再タッグ。奇しくも同作には、前作の主人公・コモドゥスを演じたラッセル・クロウも出演していた。
関係者によると、デンゼルの演じる役柄は、リドリーが当初からデンゼルを想定して執筆していたもの。脚本に満足したデンゼルは、リドリーと面会したのちに出演を決めたといわれる。
主人公のルキウス役を演じるのは、『aftersun/アフターサン』(2022、日2023)でアカデミー賞主演男優賞候補となったポール・メスカル。ローマ皇帝・ゲタ役には『イニシェリン島の精霊』(2022)で同じく助演男優賞候補となったバリー・コーガンが交渉中と報じられている。リドリーとパラマウント・ピクチャーズは、メスカルが主演俳優に決まったのち、主要キャストにスター俳優を起用する方針を固めたとのこと。引き続きオスカーにも縁の深い演技者たちが集結することになりそうだ。
ちなみにデンゼルは、リドリーの弟である故トニー・スコット監督の『クリムゾン・タイド』(1995)『マイ・ボディガード』(2004)などにも出演。トニーの遺作となった『アンストッパブル』(2010)にも主演しており、スコット兄弟とはきわめて関係の深い俳優のひとりである。
『グラディエーター』続編映画(タイトル未定)は、2024年11月22日に米国公開予定。共同脚本は『ゲティ家の身代金』(2017)のデヴィッド・スカルパが務め、前作からは衣装デザイナーのジャンティ・イエーツ、美術監督のアーサー・マックスも復帰する。
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Source: Deadline