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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル』は短編作品、40分未満に ─ ジェームズ・ガン監督が認める

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のDisney+オリジナル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』が40分以内の短編作品となることがわかった。米Colliderにてジェームズ・ガン監督が明かした。

既報によると、MCUにおける『ホリデー・スペシャル』の時系列は『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』より後、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』より前。ガン監督によると、ストーリーは正史扱いとなり、『Vol.3』を観るために知っておくべき情報も盛り込まれるとのこと。しかし脚本は「ゆるいし、楽しい」仕上がりだというから、あくまでも気軽に見られる作品になりそうだ。

そもそも「ホリデー・スペシャル」の元ネタは、『スター・ウォーズ』のスピンオフ作品として1978年に製作されたテレビ番組『Star Wars Holiday Special(原題)』。こちらは98分という長編作品で、内容はのちに非正史扱いとなったが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の場合は短編かつ正史の物語とあって、タイトル以外は対極の位置づけだ。ちなみに2020年には、同じくDisney+オリジナル作品『LEGO スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル』も製作されたが、こちらは45分という中編作品。すなわち『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル』は、一連の系譜においては史上最短の“ホリデー・スペシャル”となる。

ところで、同時に撮影されるシリーズ最新作『Vol.3』は、『ホリデー・スペシャル』とはうってかわって大スケールの作品になることが確約済みだ。米Comicbook.comにて、ガン監督は「今回の『ガーディアンズ』は特に巨大。終えるべき物語を終え、語るべきロケットの物語を語りつくします。描くべき物語を、描くべき形で、完全に描ききりたい」と話した。

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Sources: Collider, Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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