クリス・ヘムズワース、2019年は俳優休業中 ─ 「おそらく何も撮影しません、子どもたちと一緒にいたい」

『アベンジャーズ/エンドゲーム』『メン・イン・ブラック:インターナショナル』と主演映画の公開が相次ぐクリス・ヘムズワースは、2019年、俳優としては事実上の休業中だという。
オーストラリア版Daily Telegraphに語ったところによると、ヘムズワースは今後、2019年内に新作の撮影に入る予定はないとのこと。「おそらく何も撮りません。プレスツアーや宣伝みたいなものはありますが、ほとんどは家にいるんです」と語っている。先日、ヘムズワースは『メン・イン・ブラック:インターナショナル』のイベントでインドネシア・バリ島に登場したばかり。しかし、基本的にはオーストラリアの自宅で家族と過ごしているようだ。
ヘムズワースは女優のエルサ・パタキーと2010年に結婚し、2012年に長女が、2014年に双子の長男・次男が誕生。2015年には自宅を米国ロサンゼルスからオーストラリア東端のバイロン・ベイに移している。約1年間に及ぶとみられる休業の理由は、家族と一緒に過ごしたいというものだ。「とにかく今は子どもたちと一緒にいたい。彼女たちは今、とても大事な年齢です。まだ小さいですが、僕が家を離れることについて、以前よりもよく理解しているんです」。
ちなみにヘムズワースは、現在の自分の状況について感謝の思いも口にしている。「10年前を思い出して、自分の理想を考えたら、これがそうだと思ったんです。くつろいでいるし、楽しんでいるし、ありがたく思っています。(映画を)追いかけるのを中断していることを」。
休業前に最後に撮影された主演映画は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』監督のアンソニー&ジョー・ルッソがプロデューサーを務めているNetflix映画『Dhaka(原題)』。同作は2019年3月に撮影が終了した。ケヴィン・スミス監督による『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』(2001)のセルフ・リブート版映画(タイトル未定)にも出演している。
ちなみに休業期間の終了後に撮影が控えているのは、WWEの“超人レスラー”であるハルク・ホーガンの伝記映画(タイトル未定)および、ストリッパー集団に潜入捜査する刑事バディ・コメディ『Down Under Cover(原題)』。休業終了時期は不明だが、製作スケジュールを鑑みれば、これら2作品の劇場公開は早くとも2020年終盤以降となるだろう。それにしても出演作が多数控えており、プロモーションにも登場してくれるだけに、まったく休業中という感じがしない。ありがたい…。
映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』は2019年6月14日(金)全国ロードショー。
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』公式サイト:http://www.meninblack.jp/
[訂正]
記事初出時、クリス・ヘムズワースの家族構成に関する記述に一部誤りがございました。現在は正しい内容に修正しております。
Source: Daily Telegraph (via ABC FOX Montana)