トム・ホランドとロバート・ダウニー・Jr.が再会、感動のハグ

「ドアを開けるだけだ。ハグにはまだ早い」(トニー・スターク、『スパイダーマン:ホームカミング』)
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アベンジャーズ』『スパイダーマン』シリーズで師弟関係を結んだアイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.と、スパイダーマン/ピーター・パーカー役のトム・ホランドが感動の再会を果たした。2024年1月14日(現地時間)米カリフォルニア州サンタモニカで開催された第29回クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)の会場で実現した。
Took a few candid pics tonight – here’s a personal fav. At one point Tom Holland came over to our table for a big hug with RDJ, and it warmed my Marvel-loving heart. #CriticsChoice pic.twitter.com/QHxZwgX0MN
— Erik Davis (@ErikDavis) January 15, 2024
トニー・スタークは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で、ヒーロー活動に勤しむ若きピーター・パーカーに目をつけ、仲間にリクルートする。以来、トニーにとってピーターは弟子や生徒となり、ある時は息子のような存在となった。ピーターはトニーからヒーローとしてのあり方や、技術を学んだ。トニーもまた、父性や献身の礎をピーターから学んだ。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でトニーは、サノスの指パッチンによってピーターが灰に消えるのを我が眼前で見た。ピーターは第六感で自らの消失を予期し、「行きたくない」「ごめんね」と言った。トニーは塵になった愛弟子を掴むこともできず、自らの無力さを痛感するようにして打ちひしがれた。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では、消えていたヒーローたちが復活。トニーのもとに戻ってきたピーターはかつての明朗さをそのままに、身に起こったあれこれを元気いっぱいに話した。空白の期間をお喋りによって埋めようとしたピーターに対して、トニーは無言のハグによって埋めようとした。かつて「ハグにはまだ早い」と言ったが、今やこの少年に対する愛情は、彼の中で本物になっていた。
しかしトニーは、サノスとの戦いで命を落とした。ピーターはヒーローの先輩たちと共に葬儀に出席し、それからトニーの亡霊を追い続けた。彼がトニーの意志を継承し、スパイダーマンとして立ち上がれるようになるまでには、長い夜と厳しい戦いが必要だった……。

そんなピーターとトニーを演じたふたりが、授賞式で感動の再会。ふたりはマーベル作品の後、映画『ドクター・ドリトル』(2020)で一応の共演をしているものの(ホランドはイヌのジップ役で声優を務めた)、カメラの前で一緒になる機会は貴重なものとなっていた。
写真を撮影したエリック・デイヴィス氏によれば、この時ホランドはダウニー・Jr.とハグをするために、彼のテーブルに自らやってきたのだという。互いの身を抱き合う姿は、ピーター・パーカーとトニー・スタークそのものだ。
マーベル作品の後、ダウニー・Jr.は『オッペンハイマー』の熱演で批評家から厚い支持を得た。第81回ゴールデングローブ賞や、この度のクリティクス・チョイス・アワードでは助演男優賞にも輝き、いよいよアカデミー賞への期待も本格的になってきた。
ホランドは『チェリー』(2021)や「クラウデット・ルーム」(2023)といった難しい役柄にも果敢に挑戦を続け、今後は伝説のダンサー、フレッド・アステア役にも挑む。
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