Sawady人気アーティストLizzo、米AmazonとTV製作のファーストルック契約を締結 ─ プライム独占配信のTV番組プロデュースへ
アメリカの音楽シーンを牽引する人気シンガー兼ラッパーのリゾ（Lizzo）が、米Amazon Studiosとテレビ番組製作におけるファーストルック契約を結んだことがわかった。米Deadlineが報じている。
米ミシガン州デトロイト出身のリゾは、幼少時代からラップなどに親しみ、2013年にファースト・アルバム『Lizzobangers』で見事デビューを飾った。デビューから3年後の2016年には、初のEP『Coconut Oil』やシングル「Good as Hell」などで一躍注目の的に。その後も、容姿やジェンダーについて歌ったシングル曲「Boys」（2018）が世界的ヒットを獲得したり、2020年開催の第62回グラミー賞では3部門受賞を果たしたりするなど、いま最も勢いのあるアーティストだ。
2019年には、ジェニファー・ロペスやリリ・ラインハートら共演の映画『ハスラーズ』で本格的な女優デビューを飾るなど、映像業界での活躍も見せていた。こうした中で、世界最大規模の映像配信プラットフォーム「Amazonプライムビデオ」を擁するAmazonと契約を結んだ形となった。
今回の契約で、リゾは主にAmazonプライムビデオ独占配信のTV番組の企画・製作を行っていくとのこと。発表に際して、Amazon Studiosテレビ部門共同責任者アルバート・チェン氏は、リゾを「Force of positivitiy（ポジティブの力）」と表現し、今後のコラボーレーションに期待を寄せている。また、リゾも「夢がかないました」と歓びを示した上で、「テレビ業界で私のビジョンを共有できるのが待ちきれません」と意気込みを見せた。
