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「ミズ・マーベル」主人公カマラはサノスの指パッチンを生き延びたのか?ケヴィン・ファイギの意外な回答とは

ミズ・マーベル
(C)2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)ではインフィニティ・サーガに幕が下ろされ、フェーズ4の作品「ワンダヴィジョン」(2020)や「ホークアイ」(2021)などでは、MCUキャラクターがマッドタイタンことサノスの指パッチンを生き延びたのかどうか説明があった。では、「ミズ・マーベル」の主人公、カマラ・カーンの場合はどうなのだろうか?

そんな気になる疑問を、米The Directが「ミズ・マーベル」で監督を務めたビラル・ファラーとアディル・エル・アルビニに直撃。実際のところ、その点が気になったという2人は、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長に同じ質問をぶつけたと明かしている。

カマラの家族とその絆を見れば、指パッチンで誰も消えなかったんじゃないかと思います。ですが一応ケヴィンに、“指パッチンはどうなんですか?そのことに言及するのですか?”と訊いたら、彼は“気にしなくていい。ストーリーにフォーカスしてくれ。それだけに集中して、他の映画や番組なんかについてあまり質問しないように”と言われたんです。それが、『ミズ・マーベル』に対するケヴィンの決まり文句のような感じでした。」

「ミズ・マーベル」では、カマラが指パッチンでどうなったか明確に言及していない。だが、第1話「ジェネレーション・ホワイ」の冒頭で、カマラが『エンドゲーム』で描かれたアベンジャーズの戦いに夢中になっていた様子が説明された。もしかしたら、憧れのヒーローたちの決戦をリアルタイムで追体験していたのかもしれない。

仮に監督コンビが言うように、カマラが指パッチンを生き延びていたとしたら?宇宙の半分が消えてしまった絶望的な世界で、今まで以上にカマラがアベンジャーズに望みを託し、夢中になったのも理解できるというものだ。

なお、最終話となる第6話「ノーノーマル」では衝撃的な事実やサプライズのカメオ出演など、『キャプテン・マーベル』(2019)の続編『ザ・マーベルズ(原題:The Marvels)』へ繋がるイースターエッグが散りばめられ、これから語られる物語への期待をいやが上にも高める内容となっている。

今後の展開も見逃せない「ミズ・マーベル」はディズニープラスにて配信中。

Source:The Direct

Writer

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。