MCUドラマ「シークレット・インベージョン」再撮影が終了 ─ サミュエル・L・ジャクソンが報告

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)新作ドラマ「シークレット・インベージョン(原題)」の再撮影が終了していたことがわかった。2022年8月12日(米国時間)、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンがInstagramにて報告していた。
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「シークレット・インベージョン」はコミックに基づき、スクラル人が以前から地球に潜伏し、ひそかに侵略を進めていたという設定のスリラー作品。地球に戻ってきたニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が、スクラル人のタロス(ベン・メンデルソーン)とともに、人間たちの中に潜んでいるスクラル人の派閥に対処することになる。
本作は2021年9月から2022年4月まで本撮影が実施されたのち、7月下旬には再撮影が開始されていた。マーベル・スタジオは再撮影のために新たな脚本家を起用。さらに完成度の高い作品にするべく、少なくとも2週間以上の撮影が行われたとみられる。
“世界ゾウの日”である8月12日を祝し、サミュエルは「撮影終了&世界ゾウの日!」と記して、ニック・フューリーのTシャツとゾウ柄のパンツを着用していたことを報告。「フューリーはお休み、月曜日からはドーカー」とは、次回作となる舞台『ピアノ・レッスン』の稽古が8月15日から始まることを示しているものだ。MCU作品は複数回の再撮影を実施することもあるため、今後「シークレット・インベージョン」の再々撮影が行われる可能性もあるが、サミュエルは9月19日から17週間にわたりブロードウェイの舞台に出演予定。隙間を縫っての参加もありうるが、ひとまず撮影はこれにて終了とみられる。
2023年春の配信開始に向け、製作チームはポストプロダクション(撮影後作業)のまっただ中。脚本・製作総指揮は「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-2019)のカイル・ブラッドストリート。監督は『すべてが変わった日』(2020)のトーマス・ベズーチャ、「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」(2018)などで知られるアリ・セリムが務める。
出演者はサミュエル・L・ジャクソン&ベン・メンデルソーンのほか、マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズ、エヴェレット・ロス役のマーティン・フリーマン、ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ役のドン・チードル。「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のエミリア・クラーク、『ファーザー』(2020)のオリヴィア・コールマン、『あの夜、マイアミで』(2020)のキングズリー・ベン=アディルらが新たに参加する。