マーベルドラマ「シーハルク」、『ハミルトン』女優が出演決定 ─ S.W.O.R.D.エージェントのミュータント役の可能性

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)によるドラマ「シーハルク(原題:She-Hulk)」に、『WAVES/ウェイブス』(2019)『ハミルトン』(2020)などのレネイ・エリース・ゴールズベリイが出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
ドラマ「シーハルク」は、コミックでブルース・バナー/ハルクの従姉妹という設定の弁護士、ジェニファー・ウォルターズを描く物語で、「1話30分の法廷コメディ」になるといわれている。コミックでのジェニファーは、とある殺人事件の弁護を依頼されたことから命を狙われて重傷を負い、ブルース・バナーによる輸血で一命を取り留めて、ハルクとしての能力を手に入れるのだった。
レネイ・エリース・ゴールズベリイは、アメリアというキャラクターを演じるという。名前以外で同役に関する情報は明かされていないが、マーベル・コミックにはアメリアという名前の登場人物が複数存在し、米ComicBookMovie.comはその関連性を予想している。
そのひとりがアメリア・ヴォグトというキャラクターだ。ミュータントであり、S.W.O.R.D.のエージェントでもあるアメリア・ヴォグトは、シーハルクと何度か対決もしている。一方で、「シーハルク」のコミックに登場した、アメリア・ホプキンスという人物もいる。しかし、こちらはコミックでの登場数も与えられている情報量も少ないため可能性としては低そうだ。
ほか出演者には、タチアナ・マスラニーがジェニファー・ウォルターズ役、ジンジャー・ゴンザーガがウォルターズの親友役、マーク・ラファロがブルース・バナー役、ティム・ロスがアボミネーション/エミル・ブロンスキー役とし名を連ねている。監督・製作総指揮は『ウソはホントの恋のはじまり』(2013)のカット・コイロ、脚本は「リック・アンド・モーティ」(2013-)などのジェシカ・ガオだ。なお、2021年3月中旬には「今後数週間以内に、『シーハルク』の撮影を開始」すると伝えられていた。
Source: Deadline , ComicBookMovie.com