ある意味では『スター・ウォーズ』（Star Wars）シリーズの一象徴ともなっているストームトルーパーという存在。とくにシリーズ中で玩具化されているキャラクターでは、群を抜いてこのストームトルーパーが圧倒的に多いのではないのかと個人的には感じている。

今回は、そんなストームトルーパーのデフォルメ型フィギュアの話題を。

取り上げるのは「SHOWA TK TROOPER V2」という非公式シリーズ、なかなか洗練されたデザインとなっており、目をみはるものがある。

このフィギュアは、オーストラリアの漫画家でありカバーアーティスト、コンセプトデザイナー、そしてアートディレクターとしても知られるアシュリー・ウッド（Ashley Wood）がデザインを担当し、玩具ブランドの「ThreeA（3A）」から来年2017年にリリースが予定されている。

この3Aというブランドは、香港の玩具デザイナーであるキム・ファン・ウォン（Kim Fung Wong）と前述のアシュリー・ウッドが2008年に共同で設立した玩具ブランドであり、複雑かつ繊細に創り上げられた独創的なコレクタブル・グッズラインとして、今や広く国際的に知られているブランドでもある。

高さ13インチ（33cm）、SHOWAショットガンx1、ソードx1、そして交換可能な手が3パーツ（リラックス、拳、ショットガン用）が付属している。価格は220ドル、この価格には全世界送料が含まれていると書かれているが、けっこう幅があるのではなかろうか・・・本当かな。まあそれはさておき、上記のモデルは「SHOWA TK TROOPER V2」の中でも「RANGER」というタイプであり、シリーズには他にも3タイプのモデルが存在する。

サンド・トルーパー風

サンドトルーパー型の「ARID PATROL」、こちらにはポンチョやグレネードなどが付属している。

デス・トルーパー風

これはデス・トルーパー型だろうか、「BLACK SUN COMMANDO」というモデル。

キャプテン・ファズマ風

そしてキャプテン・ファズマのようなシルバーのモデル、「SILVER COMMANDER」。

商品名に掲げられている「SHOWA」というのはおそらく日本の年号である「昭和」、そしてすべてのモデルのショルダーには「EDO」、つまりこちらも年号の「江戸」が刻印されている。付属するソードの造形も西洋のソードではなく日本刀に非常に近いものである。鞘に収まったソードを腰に携える姿はまさにサムライか、あるいは第二次世界大戦中の日本兵をイメージしたものなのかもしれない、「SHOWA」ってくらいだからね。そしてディテールの細かさにもヨダレが出る。

ラインナップ中でひとつだけ、今年のクリスマスのプレゼントとして選べるとしたら、個人的には断然「ARID PATROL」！あの薄汚れた感じがなんとも言えなくカッコよい。

この造形にシビレて、一体どれだけの人の財布の紐がユルユルになるのか知れない。

というわけで、こちらの「SHOWA TK TROOPER V2」シリーズは「BAMBALAND 3A（http://www.bambalandstore.com/）」で予約受付中だよ！

Source:http://www.worldofthreea.com/