『スター・ウォーズ』カイロ・レン復帰は「もうありません」とアダム・ドライバー ─ 再演予定だったが「もう終わりです」

『スター・ウォーズ』続3部作でカイロ・レン/ベン・ソロを演じたアダム・ドライバーが、同役へ復帰することは今度ないと認めた。かつてスティーブン・ソダーバーグ監督と進めていた単独映画『The Hunt for Ben Solo(原題)』はディズニーによって却下されていたが、今も復活を求めるファンの熱意には驚いているという。
米トーク番組「The Rich Eisen Show」に出演したドライバーが明かした。番組司会者から、カイロ・レン役はもう終わりだと思うかと尋ねられたドライバーは、迷わず「ええ、もう終わりです。『スター・ウォーズ』はもうありません」と回答している。
「もう1本やろうとしたんです。でも、彼らは『いや、彼は死んでいるから』と。スティーブン・ソダーバーグが監督する予定でした」と、幻の企画に言及。ソダーバーグや脚本家のスコット・Z・バーンズ、レベッカ・ブラントらと数年にわたり企画を進め、特に約2年間は本格的に脚本を練り上げていたという。
ドライバーは完成した脚本を「本当に良い脚本だった」と振り返り、企画そのものについても素晴らしいものだったと評価。しかし、実現するかどうかを決める権限は自身にはないと説明した。
『The Hunt for Ben Solo』は、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)のその後を描くはずだった映画。ドライバー自身の発案によって企画が始まり、2025年10月にその存在が明らかになった。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディやデイヴ・フィローニらは企画を支持していたものの、最終的にディズニーのボブ・アイガーとアラン・バーグマンが却下。劇中で命を落としたベン・ソロが、なぜ生きているのかを理解できなかったことが理由だったという。
企画の存在と中止が公になった後、有志ファンの間では復活を求める運動が拡大。2025年10月には、米ディズニー本社の上空に「SAVE THE HUNT FOR BEN SOLO」と書かれた横断幕を掲げた飛行機が登場したほか、街頭の広告看板を使ったキャンペーンも展開された。
今回の番組では、将来的にディズニー側から企画を復活させたいとの申し出があった場合についても質問された。ドライバーは、その場合は構わないとしながらも、決定権は自分たちにないと強調。「もう船は出てしまったと思います」と、実現には悲観的な見方を示した。
一方、ファンの行動には好意的な印象を抱いているようだ。「ファンの反応は本当にすごかったです」と感謝を示し、広告看板が設置されたり、飛行機が飛ばされたりするほどの運動になるとは予想していなかったと振り返った。「あれはすごくクールでしたね」とも語っている。
『The Hunt for Ben Solo』については、2026年8月にもルーカスフィルムの新たなトップとなったデイヴ・フィローニが現時点で製作の予定はないと明言していた。もともと企画に賛同していたフィローニの就任によって再検討される可能性も期待されたが、実現には至っていない。ソダーバーグも同年4月、改めて企画を売り込む考えはないと語っていた。『スター・ウォーズ』復帰にかつて意欲を燃やしていたドライバー自身も、今はひとつの区切りをつけようとしているようだ。
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Source:The Rich Eisen Show, ComicBook.com, Associated Press




























