シリーズ屈指の異色作に?「スター・ウォーズ・セレブレーション2017」で判明した『最後のジェダイ』情報総まとめ!

現在開催中の「スター・ウォーズ・セレブレーション2017 オーランド」で、2017年4月14日(米国時間)に開かれた『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』パネル。すでに日本国内でも大々的に報じられているように、このイベントで同作のティザー・ポスターと第1弾予告編が公開された。THE RIVERでは、予告編とポスターのそれぞれに解説記事をご用意しているので、興味のある方は、是非そちらで詳細をご確認いただきたい。
しかしながら、この『最後のジェダイ』パネルでは、こうした宣伝素材以外にも、キャスト・スタッフの口から本編の情報がいくつも語られていた。ルーカスフィルムの秘密主義ゆえに、作品の核となる部分までは言及されていないものの、それでもちらほらと気になる発言が……。本記事では、「スター・ウォーズ・セレブレーション2017」での発言の数々や、関連する最新のインタビューから、『最後のジェダイ』情報をまとめてお届けしよう。
キャリー・フィッシャー、『最後のジェダイ』脚本に参加していた
『最後のジェダイ』は、2016年12月に急逝したキャリー・フィッシャー(レイア・オーガナ役)の遺作となる。女優だったキャリーは、実は脚本の助言役(スクリプト・ドクター)としても知られる人物だ。そんなキャリーにとって、『最後のジェダイ』は、スクリプト・ドクターとしても最後の作品になったようである。
「僕は彼女が大好きだし、とても尊敬してるよ。僕は最初に、書き手としての彼女と出会ったんだ。驚くべき知性を持った、驚くべき作家だった。彼女の家に行き、ベッドに腰かけて、何時間も脚本について話し合ったよ。6時間後には、そのすべてが詰まった4行の会話ができていたんだ。素晴らしかったね」
かつて、キャリーは『スター・ウォーズ』シリーズのプリクエル3部作にもスクリプト・ドクターとして参加していた。『最後のジェダイ』の脚本は、すでにカイロ・レン役のアダム・ドライバーが絶賛するなど高い評判を集めている。その陰には、シリーズを黎明期から支えてきた女優の存在があるようだ。
ちなみにルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ氏は、ライアン監督による脚本には「とても情熱的で、自立した女性」が描かれていると述べている。思えば、そんな女性像こそ『スター・ウォーズ』でキャリーが務めてきたものではなかったか……。

レイ&ルークのストーリー
公開されている第1弾予告編からも察しがつくように、『最後のジェダイ』は、『フォースの覚醒』のラストで出会ったレイ(デイジー・リドリー)とルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)の関係をさらに掘り下げるものになるという。しかし「セレブレーション」に登場したデイジーによると、その展開は一筋縄でいきそうにない……。
「自分のヒーローと出会うのは難しいことよ。想像していたものとは違うかもしれない」
なお「セレブレーション」の『最後のジェダイ』パネルでは、ジェダイの寺院がある惑星アク=トゥーに立つレイの写真がいくつか公開された。