『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』ついに宇宙で上映完了 ― 宇宙で観られるこの映画、あのドラマ

映画『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』が、ついに宇宙で上映されたようだ。米国公開に先がけて、NASAは国際宇宙ステーション（ISS）のクルー向けに本作を上映する方針であることを明らかにしていた。

このたび、本物の宇宙空間で『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』を鑑賞したことを報告したのは、ISSにて勤務する宇宙飛行士のマーク・T・ヴァンデ・ハイ氏。バンジーチェアに腰かけ、ドリンクバッグ片手に仲間たちと映画を堪能する様子がTwitterにて報告されている。

Space Station movie night, complete with “bungee cord chairs”, drink bags, and a science fiction flick! pic.twitter.com/IPZ2thI8rw

— Mark T. Vande Hei (@Astro_Sabot) 2017年12月24日

マーク氏は上映された映画が『最後のジェダイ』だったとは明言していないが、スクリーンに映っているポー・ダメロンの姿は、間違いなく『最後のジェダイ』の冒頭シーンだろう。
投稿された写真を観るかぎり、もちろん一般に映画を観る環境とはかけ離れた鑑賞環境だが、劇場公開から約1週間後に宇宙空間で『スター・ウォーズ』を観られるなんて、まさに夢のような体験ではないか……。なお、2015年には前作『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』もISSにて上映が行われている。

なお2016年、米GizmodoはISSにて鑑賞できる映画・ドラマのリストを公開している。
『2001年宇宙の旅』（1968）や『エイリアン』（1979）、『月に囚われた男』（2009）といったSF映画、マーベル・シネマティック・ユニバース作品、『ダークナイト』（2008）などのほか、『それでも夜は明ける』（2013）や『ゴッドファーザー』シリーズ、ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』（2001-2014）、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』（2013-）など数多くの作品がラインナップされているようだ。ちなみに2015年、ISSでは『オデッセイ』（2015）が複数回上映されている。

ところで宇宙空間で『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』を観た宇宙飛行士たちは、本作の内容をどのように受け止めたのだろうか？ 冒頭シーンで気になった人も多い“重力問題”は、やっぱり気になるのかな……。

映画『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国の映画館にて公開中。

Sources: https://screenrant.com/httpsscreenrant-comthe-martian-movie-international-space-station/
https://paleofuture.gizmodo.com/the-complete-list-of-movies-and-tv-shows-on-the-interna-1782918945