THE RIVER編集部『ビルとテッドの時空旅行』吹替版、高木渉＆森川智之が主演コンビに ─ 死神役に大塚明夫が続投
俳優キアヌ・リーブスの原点、伝説のコメディが約30年ぶりに蘇る『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え！』の日本語吹替版で、アレックス・ウィンター演じるビル役を高木渉、キアヌ演じるテッド役を森川智之が務めることがわかった。ビルとテッドのバンド「ワイルド・スタリオンズ」のベーシストである“死神”役には、第2作『ビルとテッドの地獄旅行』（1991）から大塚明夫が続投する。
ビル役の高木は、「機動新世紀ガンダムX」ガロード・ラン役や「名探偵コナン」小嶋元太＆高木刑事役などをはじめ、近年は実写作品にも多数出演。テッド役の森川は、『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズなどでキアヌの吹替担当声優としておなじみだ。このたび、高木＆森川によるビルとテッドの合言葉「互いにエクセレントであれ」「パッといこうぜ」のコメント動画も到着している。
『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え！』声優コメント
高木渉（ビル役）＆森川智之（テッド役）
高木渉（写真左）：「僕と森川は養成所からの同期で親友なんです。なので、この映画のビルとテッドのような長い付き合いの“親友”という関係を演じられたのは率直に嬉しかったですね。無理に合わせようとしなくてもお互いのフィーリングで自然と出来上がったので、オリジナルに負けない良いコンビ感が出てるんじゃないかな？（笑）」
森川智之（写真右）：「同窓会みたいでした（笑）この作品をやるとなった時に、相手役は渉以外考えられなかったですね。だからこの映画が、特別に愛おしく感じましたね。お互いおバカなんで、主人公のふたりに自分たちを重ねてしまいました。仕事なんで、きっと誰とでもやれたんでしょうけど、親友だからこその空気感はにじみ出せているかなと思います。」
大塚明夫（死神役）
「いや〜面白かったです！懐かさしさもありつつ洗練されていましたね。 29年ぶりに死神役を演じましたが、死神演じる俳優のウィリアム・サドラーさんに合わせて演じました。彼はもともと渋い表情の役者さんですが、29年経って70歳ですからね。すごいですよね。今年の年末は、まず『ビルとテッド』を見て笑い、そして大晦日には「ガキの使い」を見て笑い、そんな風に年越しをしたいですね！」
『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え！』
「ビルとテッドの音楽が将来、世界を救う」。そう予言されていた伝説のロックバンド”ワイルド・スタリオンズ”は、曲作りに励み、待ち続けること30年。人気も年月と共に落ち込み、今や応援してくれるのは家族だけ。そんな2人のもとにやってきた未来の使者が伝えたメッセージは、残された時間が77分しかないという衝撃の事実。このままでは時空が歪み、世界は消滅してしまう。ビルとテッド、そして2人の娘たちは「世界を救う音楽」を完成させるべく、モーツァルトやルイ・アームストロング、ジミ・ヘンドリックスなど伝説のミュージシャンたちを集めた史上最強のバンドを結成しようと時空を駆け巡る！
出演者はアレックス・ウィンター＆キアヌ・リーブスのほか、テッドの父親役でハル・ランドン・Jr.、ミッシー役エイミー・ストック、“死神”グリム・リーパー役のウィリアム・サドラーらが復帰。テッドの娘ビリー役で「ユニークライフ」（2017-）のブリジット・ランディ＝ペイン、ビルの娘シア役で『レディ・オア・ノット』（2019）のサマラ・ウィーヴィングが登場する。サウンドトラックにはウィーザーやマストドン、ラム・オブ・ゴッドら豪華アーティストが参加しており、第63回グラミー賞のサウンドトラック部門にもノミネートされた。
監督は『ギャラクシー・クエスト』（1999）『ディック&ジェーン 復讐は最高！』（2005）のディーン・パリソット。製作総指揮はスティーブン・ソダーバーグらが務めた。
映画『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え！』は2020年12月18日（金）TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。
