『ボヘミアン・ラプソディ』続編、アイデアを模索中 ─ ブライアン・メイ「実現するかもしれない」

英国の伝説的ロック・バンドのクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーに焦点を当てた音楽映画、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)。日本をはじめ世界中で社会現象を巻き起こした本作には、続編企画が存在すると報じられたこともあったが、同時に否定もされてきた。この度、『ボヘミアン・ラプソディ』ファン待望の続編企画に関する情報が再び到着している。
『ボヘミアン・ラプソディ』の続編企画が検討されているとはじめて報じられたのは、2019年3月のこと。クイーンのミュージックビデオなどを手掛けたきた監督、ルディ・ドレザルは「(クイーンのプロデューサーであるジム・ビーチが)ライブ・エイドから始まる続編を計画している」と証言。ところがこの情報については、『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサーであるグレアム・キングによって否定された。
2020年5月には、クイーンのギタリストであり、『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサーでもあるブライアン・メイが続編について、「考えたことがないという訳ではないんです。話自体はしましたから」「映画では伝えきれなかった数え切れない程の物事がある」と実際に検討されていたことを認めた。もっとも、「基本的に今のところはありません。物事は変わり得ると私は思いますけど、難しいのではないでしょうか」との見解も示していたのである。
そんな中、続編企画の可能性について再び証言してくれたのがブライアンだ。Instagram Live(NME経由)にて、『ボヘミアン・ラプソディ』がメガヒットとなることは誰にも予測できなかったとしたしながら、ブライアンは続編について、「アイデアを検討してきました」「もしかしたら実現するかもしれません」と話している。続編企画は現在も検討されているようだが、それが前に進むためには、「素晴らしい脚本が必要で、それを考え出すにはしばらく時間がかかりそうです」とのことだ。
過去に一度は否定された続編企画。検討段階であることには変わりないが、それでもこれは一歩前進と言えそうだ。仮にも実現したら、ラミ・マレックによるフレディ・マーキュリーに再び心打たれることだろう。エーオ!
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Source: NME