『ブレット・トレイン』の殺し屋コンビ、タンジェリン＆レモンの信頼関係が熱い ─ アーロン・テイラー＝ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリーが語る

ブラッド・ピット主演、伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」をハリウッドで映画化した『ブレット・トレイン』より、アーロン・テイラー＝ジョンソンとブライアン・タイリー・ヘンリーが演じるタンジェリン＆レモンの特別映像が到着した。

腕利きの殺し屋コンビであるタンジェリン＆レモンは、幼い頃から一緒に育ち、まるで“双子”のような関係の二人組。アーロンとブライアンは、「タンジェリンは短気な反社会的人間」「レモンは子供みたいに無邪気で、明るいサイコパス、仕事のできる男」とそれぞれ分析している。

「16人殺害」「17人だ」と過去に現場で殺した人数をめぐって夫婦喧嘩のように言い争う、どこか滑稽で理性を超えたタンジェリン＆レモン。生涯の戦友である二人、演じる俳優コンビも「“兄弟愛”はカリスマ的」「最高に愉快なデコボココンビ」と一見バラバラながら愛情を込めて語った。

デヴィッド・リーチ監督も、タンジェリン＆レモンは「この緊密な関係性を表現できる俳優を見つけることが成功への鍵」だったと述べる。アーロンとブライアンも同意し、俳優同士の相性が役柄の関係性を高めたことを明かした。アーロンは「タンジェリンとレモンは手を取り合いながら、お互いを心から頼りにしています」と述べ、「二人の間には愛情があり、深く根付いたパートナーシップがあります。僕たち二人の瞬時のつながりとケミストリーが、そのような絆を支えなければなりません。ブライアンは毎日、エネルギーと火、そして情熱を注いでくれました。僕は彼のエネルギーを吸収し、熱意とカリスマ性を受け止めたんです。彼は間違いなく最高の俳優の一人ですよ」とブライアンに惜しみない賞賛を送った。

「きかんしゃトーマス」の熱心な愛読者であるレモンと、イーストエンドの紳士で、サヴィル・ロウのオーダーメイドのスリーピーススーツを着こなすタンジェリン。そのスマートな立ちふるまいとともに、殺しの現場では日本刀でも立ち回るクールなアクションも必見だ。

映画『ブレット・トレイン』は、2022年9月1日（木）全国の映画館で公開。