映画『トランスフォーマー』シリーズの最新作『バンブルビー』が、米国を除く海外興行収入で、DC映画『アクアマン』の連勝を止めた。

米Varietyによれば、2019年1月4～6日の3日間で『バンブルビー』は海外63市場にて8,270万ドルの興行収入を記録。『アクアマン』の79市場5,620万ドルを抜いて、同作が4週連続で獲得してきた“海外興収第1位”の座を奪うことに成功した。
これによって『バンブルビー』の海外興収は1億9,200万ドルとなり、米国興収との累計額は2億8,912万8,140ドルとなっている（米Box Office Mojo）。

『バンブルビー』が海外で飛躍的に成績を伸ばした背景には、アメリカに次ぐ巨大市場である、中国にて劇場公開を迎えたことが挙げられる。本作は中国の9,180館にて上映されるや、単独で5,940万ドルを稼ぎ出す大ヒットスタートを記録。奇しくも『アクアマン』と同じく、中国での成績が全体の興収を大きく後押しする形となった。

なお中国のほか、『バンブルビー』は先週末にコロンビアやインド、ポーランドでも公開されている。いよいよ残すところは、3月22日（金）に公開を迎える日本のみだ…！

『バンブルビー』

自分の居場所を見つけられない思春期の少女チャーリーは、海沿いの小さな廃品置き場で、ボロボロの黄色い車を見つける。「バンブルビー」と名付け、修理したこの車が、やがて普通の車ではないと気づくのに時間はかからなかった。1987年、まだ地球は平和な生活を送っていた。その時までは……。

主人公チャーリーを演じるのは、映画デビュー作『トゥルー・グリット』（2011）でアカデミー賞助演女優賞にノミネート、『スウィート17モンスター』（2016）で熱烈な支持を集めたヘイリー・スタインフェルド。『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』（2016）がアカデミー賞アニメ部門にノミネートされたトラヴィス・ナイトが実写映画の監督を初めて務める。

映画『バンブルビー』は2019年3月22日（金）全国ロードショー。

『バンブルビー』公式サイト：https://bumblebeemovie.jp/　

Sources: Variety, Box Office Mojo