『ドクター・スリープ』謎のメッセージ「REDRUM」出現の瞬間 ─ 『シャイニング』から40年、蘇る過去の惨劇

巨匠スティーヴン・キングによる傑作小説『シャイニング』の40年後を描く、映画『ドクター・スリープ』が2019年11月29日（金）に公開される。

呪われたホテルの惨劇から40年、成長したダニーの前に、送り主不明の謎のメッセージが現れる……。『シャイニング』のメッセージが『ドクター･スリープ』に継承された瞬間を描く、緊迫の本編映像が到着した。

40年前、雪山のホテルで起こった惨劇を生き残った男・ダニーの周囲で、児童ばかりを狙った不可解な失踪事件が起きていた。ある日、ダニーは特別な力を持った少女アブラと出会う。彼女は能力によって事件を目撃し、狂信的集団に命を狙われる身だった。事件の謎を追う2人がたどり着いたのは、惨劇が起こった、あの雪山のホテル。スタンリー・キューブリックの傑作映画『シャイニング』（1980）から40年、ついに少年ダニーが“呪われたホテル”に戻ってきたのだ。

幼少期の惨劇のトラウマを抱えたダニーは、人を避けるように暮らしている。ある日、ひとり暮らしをしている部屋の黒板に、「ハロー」という文字が浮かびあがった。しかしある時、眠りについたダニーは、突如何かが崩れるような轟音でベッドから転がり落ちる。ダニーが見つめた鏡には、ひび割れた黒板に“REDRUM”の文字が。戦慄の表情を浮かべ振り返るダニーが目にしたのは、“MURDER”、すなわち“殺人”を意味する言葉だった。実はこの言葉、40年前に特別な力、“シャイニング”を持つダニー自身がドアに記したメッセージだったのだ。

映画『シャイニング』では、狂気に取り憑かれた父ジャックを倉庫に閉じ込めた母ウェンディが眠りについた横で、ナイフを手に取った少年ダニーが口紅でドアに「REDRUM」と書き込む。目覚めた母が見たのは、鏡で反転した「MURDER」の文字列…。40年後、ダニーが目にするメッセージと見事に重なるのだ。

『ドクター・スリープ』では、この後ダニーはおそるおそる黒板に近付き、「WHO（誰を？）」と問いかける。謎のメッセージ“REDRUM”とは何を意味しているのか、メッセージを送ったのは誰なのか。そして、ダニーにはどんな運命が待ち受けているのか。

映画『ドクター・スリープ』は2019年11月29日（金）全国ロードショー。

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