『ハリー・ポッター』映画全8作の公式アート集が発売 ─ 未採用アイデアや2,200枚超の絵コンテを公開
映画『ハリー・ポッター』シリーズ全8作のストーリーボード(絵コンテ)を収録した書籍『映画『ハリー・ポッター』シリーズ 公式ストーリーボード・アート集』の日本語版が、2026年10月23日に河出書房新社より発売された。映画では実現しなかった幻のシーンや、採用されなかったアイデアも収められている。

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本書は、『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)でハリーがハグリッドと出会う場面から、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)のラストを飾る「19年後」まで、全8作から厳選された約100シーンを収録した公式アート集。2,200枚を超えるストーリーボードを通して、魔法界の名場面がどのように構想され、映像化されていったのかをたどることができる。
収録されているのは、ホグワーツ魔法魔術学校やダイアゴン横丁、クィディッチの試合、魔法使いたちの杖による決闘など、おなじみのシーンの数々。完成した映画との違いを見比べながら、製作陣が思い描いた魔法界の姿を知ることができる。





なかでも注目したいのは、実際の映画には登場しなかったシーンのストーリーボードだ。『賢者の石』で採用されなかった初期アイデアのほか、原作ではおなじみのポルターガイスト、ピーブズが登場する未撮影シーンなども収録。映画化の過程で姿を消したアイデアを垣間見ることができる。


また、撮影の舞台裏を明かすエピソードも充実。『賢者の石』でハリーたちが「悪魔の罠」と格闘するシーンにはフィルムの逆回しが用いられたことや、7人のハリーを演じる場面で95テイク以上の撮影が行われたことなど、映画を見返したくなる秘話が紹介されている。


クリス・コロンバス、アルフォンソ・キュアロン、デイビッド・イェーツら歴代監督をはじめ、プロデューサーのデイビッド・ヘイマン、美術監督のスチュアート・クレイグら製作陣のコメントも掲載。さらに、ダニエル・ラドクリフ、故アラン・リックマン、トム・フェルトン、マシュー・ルイスといった出演者の言葉も収められている。
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日本語版には、ハリー・ポッターの日本語吹替声優を務めた小野賢章が推薦コメントを寄せた。
これぞ創造の始まり。コマのひとつひとつからシーンが思い出され、子供の頃に感じた興奮と感動が蘇ります。
さらに、「ハリー・ポッター」原作の熱心なファンとして知られるお笑いコンビ・ラランドのニシダによる先読み記事も、河出書房新社のウェブサイトで全3回にわたって公開されている。
『ハリー・ポッターと賢者の石』の映画公開から25周年を迎える2026年。魔法界をスクリーンに生み出した創造の過程に迫る、ファン必見の一冊となりそうだ。

『映画『ハリー・ポッター』シリーズ 公式ストーリーボード・アート集』は2026年10月23日発売。全352ページ、2027年1月31日までは期間限定特価13,200円(税込)、同年2月1日以降は14,300円(税込)となる。
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