『ワイルド・スピード』筋肉コンビのスピンオフ映画『ホブス&ショウ』、イドリス・エルバがヴィラン役で出演交渉中

『ワイルド・スピード』シリーズのスピンオフ映画『ホブス&ショウ(邦題未定、原題:Hobbs and Shaw)』に、『パシフィック・リム』(2013)や『マイティ・ソー』シリーズなどへの出演で知られるイドリス・エルバが、メイン・ヴィランの役柄で出演交渉中であることが分かった。第一報を伝えたVarietyによれば、エルバは現在交渉の最終段階に入っているという。役名などの詳細は明らかになっていない。

今作は『ワイルド・スピード』シリーズに登場する「水と油」の筋肉コンビ、捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、元工作員デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)を主人公とする作品。2017年10月頃に企画の始動が報じられ、2018年4月には『アトミック・ブロンド』(2017)『デッドプール2』(2018)のデヴィッド・リーチが監督に就任したことが発表されていた。脚本を務めるのは、第三作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)以降、同シリーズ全作を執筆するクリス・モーガンだ。
なおショウの妹にして英国諜報部「MI-5」のエージェントという設定で、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018年8月3日公開)Netflixドラマ「ザ・クラウン」(2016-)のヴァネッサ・カービーもまた出演交渉に入っている。
『ホブス&ショウ』のストーリー詳細は明らかになっていないものの、ホブス役のドウェイン・ジョンソンは今作にアクションとユーモアの要素が多く取り入れられることを示唆。デヴィッド・リーチ監督は、参考にした作品として『リーサル・ウェポン』(1987)『48時間』(1982)といった往年のバディ・ムービーのタイトルを挙げている。ロック様とステイサム主演、キレキレのアクション演出で知られるリーチ監督のもとにイドリス・エルバが加わるとなれば、もはや車など必要ないのかもしれない…。

映画『ホブス&ショウ(邦題未定、原題:Hobbs and Shaw)』は、2019年7月26日より米国公開予定。
イドリス・エルバの主演作『ダークタワー』は、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントよりBlu-ray&DVDが発売中だ。
Source: Variety