『スパイダーマン』新スピンオフ『マダム・ウェブ』、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』ラッキー役俳優が出演決定

『ヴェノム』シリーズや『モービウス』に続く米ソニー・ピクチャーズの『スパイダーマン』関連新作映画『マダム・ウェブ(原題:Madame Web)』に出演する新キャストが発表された。米Deadlineが報じている。
マダム・ウェブは、1980年11月に刊行された「The Amazing Spider-Man」#210にて初登場したキャラクター。神経筋疾患を患った盲目の老女で、移動や呼吸することさえ難しいマダム・ウェブは、蜘蛛の巣のような生命維持装置に身体を繋がれているという設定だ。しかし、“スパイダー・ヒーロー”たちの未来を予知したり、現実を透視したりといった能力を持っており、映画は「ソニー・ピクチャーズ版ドクター・ストレンジ」のような作品になると言われている。
ソニー・ピクチャーズが製作するマーベル『スパイダーマン』ユニバースで女性スーパーヒーローを主役にした初の映画に参加することになったのは、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2020)でラッキー役を演じたセレステ・オコナー。現時点では、オコナーが演じるキャラクターは明かされていない。
2017年に公開された『Wetlands(原題)』でスクリーンデビューを飾ったオコナーは、ホラーコメディ映画『ザ・スイッチ』(2020)、Netflixの恋愛ファンタジー映画『イン・ビトゥイーン』(2022)にも登場。これまでに出演した作品数は7本と多くないが、今後の活躍が期待される新鋭俳優だ。
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マダム・ウェブ役で主演するのは、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズなどで知られ、『サスペリア』(2018)『ロスト・ドーター』(2021)などでも活躍するダコタ・ジョンソン。その他に、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019‐)などのシドニー・スウィーニーが不明の役で出演する。
監督を務めるのは、「Marvel ザ・ディフェンダーズ」(2017)『コラテラル 真実の行方』(2018)などのS・J・クラークソン。『The Violent Heart(原題)』(2020)のケレム・サンガが初期草稿を執筆し、『モービウス』『キング・オブ・エジプト』(2016)などでコンビを組んだマット・サザマとバーク・シャープレスが脚本を担当する。
『マダム・ウェブ(原題:Madame Web)』は、2023年7月7日に全米公開予定。
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Source:Deadline