DC大作映画が頓挫 ─ 「すぐには実現できない」とジェームズ・ガン

新DCユニバースの“大作映画”となるはずだった『ジ・オーソリティー(原題)』が、事実上頓挫していることがわかった。DCスタジオ代表のジェームズ・ガンが明かした。
『ジ・オーソリティー』は、2023年2月に新DCユニバースの第1章「Gods and Monsters」のラインナップとして発表され、ガンが「僕の肝いり企画」と語っていたものだ。コミックのジ・オーソリティーは政府の助言に背き、自力で脅威に立ち向かうアンチヒーロー・チーム。「崩壊した世界を修復するためなら手段を選ばない、かなり変わった」チーム映画となることが予告されていた。
ところが、2025年2月に開発が難航していることが明かされたのち、10月にはガンが「優秀なクリエイター」と面会したとして、企画が動いていることを認めていた。それでも、この企画を存続させることは難しかったようだ。
このたびThreadsにおいて、とあるファンが「『ジ・オーソリティー』ではジェームズ・ガンが自ら脚本と監督をやるはずだった」と投稿したことに対し、ガンは「僕にそんな時間はないし、ネットでよく見る説ではありますが、自分で脚本や監督をするつもりは一切ありませんでした」と訂正。
さらに、「脚本が完成していなかっただけでなく、より重要なのは、ストーリーとしても実務的にもDCユニバース全体にうまくはまっていなかったこと」と記した。「いつか実現するかもしれませんが、すぐにではありません」という言葉は、本作がすでに停止状態にあることを示唆している。
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事実上の頓挫に陥った具体的な理由は明かされていないが、ガンは2025年10月の時点で、「知られていないキャラクターが登場する映画は作らないでしょう。観客を映画館に呼ぶことが難しいから」と話していた。ビジネスとしての勝算を鑑みての判断があったのかもしれない。
なお、ガンによると、同じく「Gods and Monsters」のラインナップとして発表されていたドラマ「ブースターゴールド(原題)」は現在も企画開発中。ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンスの故郷セミッシラを描くドラマ「パラダイス・ロスト」は「まさに開発まっただなか」という。
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