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ジャレッド・レト主演、マーベル映画『モービウス』に「ドクター・フー」11代目俳優が参戦へ ─ 『ヴェノム』に次ぐスパイダーマン映画

ジャレッド・レト マット・スミス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28316589680/ https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19537851788/

ソニー・ピクチャーズ製作、『ヴェノム』に次ぐマーベル・コミック原作映画となる『モービウス(邦題未定、原題:Morbius)』に、ドラマ「ドクター・フー」で11代目ドクター(2010-2014)を務めた俳優マット・スミスが出演する方針だ。

Varietyによれば、現在マットは出演交渉の最終段階にあるという。主要な役どころを演じるようだが、2019年1月25日現在、マットの役柄については明かされていない。

『モービウス』で主人公の科学者マイケル・モービウス/モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイアを演じるのは、『スーサイド・スクワッド』(2016)のジョーカー役や『ブレードランナー 2049』(2017)のジャレッド・レト
マイケルは特殊な血液疾患を治療するために吸血コウモリによる人体実験に臨み、吸血鬼のような体質を得たという設定だ。コミックでは人間の血を求め、牙を生やし、超人的な身体能力でスパイダーマンと戦ったが、のちにはヒーローのように描写されることも多い。今回の映画版はマイケルを主人公に、「スパイダーマン」シリーズからは独立したストーリーになるという。

このたび出演交渉が報じられたマット・スミスは、イングランド出身の1982年生まれ。「ドクター・フー」の11代目ドクター役をシリーズ史上最年少(当時26歳)で務めたことで注目を集めたほか、Netflixドラマ「ザ・クラウン」(2016-)ではエディンバラ公フィリップ殿下を演じている。映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)でT-5000ことアレックス / スカイネット役を演じたほか、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)にも出演することが判明している注目株だ。

ソニーによるマーベル映画としては、『ヴェノム』が全世界興行収入8億ドルを突破するメガヒットとなったことが記憶に新しい。同社は「スパイダーマン」シリーズのキャラクターを主人公とする映画を多数企画しており、本作『モービウス』のほかには女性キャラクターのシルバー・セーブルやブラック・キャット、シルクナイトウォッチクレイヴン・ザ・ハンタージャックポットの単独映画が準備されているという。

『モービウス』は2019年2月ごろから撮影開始予定とされており、2018年11月にはジャレッド・レトが準備に入っていることを示唆する映像を投稿していた。監督は『デンジャラス・ラン』(2012)や『ライフ』(2017)のダニエル・エスピノーサ、脚本は『キング・オブ・エジプト』(2016)や『パワーレンジャー』(2017)のマット・サザマ&バーク・シャープレスが務める。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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