「ゲーム・オブ・スローンズ」「チェルノブイリ」の米HBO製作、巨匠スティーヴン・キング原作ドラマ「アウトサイダー」が、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて2020年4月23日（木）より独占配信される。このたび、原作者であるキングや、主演のベン・メンデルソーンらがドラマの魅力と恐怖について語る特別映像が到着した。

また「アウトサイダー」の配信に先がけて、「スターチャンネルEX」では4月1日（水）より、同じくキング原作ドラマ「ミスター・メルセデス」の全シーズン一挙配信がスタート。外に出づらい昨今、スティーヴン・キングの世界にどっぷりと浸ってほしい。

ジョージア州の小さな町で、11歳の少年が惨殺される事件が発生した。明解かつ十分な証拠から、事件は単純に解決すると思われたが、突如として不可解な超自然現象が起こり……。15歳の息子を失ったばかりのベテラン刑事、変わり者の天才私立探偵が謎の解明に挑む。

本作の基となったのは、米国で2018年に刊行された「THE OUTSIDER（原題、邦訳版未刊）」。キングが「信じられないようなことを信じさせる怖い話を書いた」と語る入魂の一作だ。「『トワイライト・ゾーン』でスタッフから学んだけれど、人は現実世界の試金石があるから信じるんです。同じ人間が同じ時刻に違う場所にいる、そんなアイデアがありました。そこで思いついたのが、事件に個人的な関わりがある主人公だった」。

その主人公、ベテラン刑事のラルフ・アンダーソン役を演じたのは『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』（2016）『レディ・プレイヤー1』（2018）のベン・メンデルソーン。原作者キングを「小説でも映画でも、このジャンルの第一人者」だと絶賛する。「真面目な人柄のアンダーソン刑事は、自身の許容範囲を超えた状況に直面することになります」。

天才私立探偵ホリー・ギブニーは、「ミスター・メルセデス」シリーズにも登場するキャラクター。キングも「過去に書いたことのない面白い役柄」というホリー役を演じるのは、『ハリエット』でアカデミー賞にノミネートされたシンシア・エリヴォだ。「私立探偵だけれど少し変わっているんです」。

今回の映像には、スティーヴン・キングやベン・メンデルソーン、シンシア・エリヴォのほか、脚本を手がけた「ザ・ナイト・オブ」（2016）のリチャード・プライスらスタッフ陣も登場。キングは「世の中には奇妙なこと、この物語のような出来事があります。信じられないような出来事に、人はどう対応する？」と問いかけた。

出演・監督は「オザークへようこそ」（2017-）で高い評価を受けたジェイソン・ベイトマン。そのほかエピソード監督として、「オザークへようこそ」「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」のアンドリュー・バーンスタイン、『インビテーション 不吉な招待状』（2015）カリン・クサマ、『スター・ウォーズ』新作への参加も報じられた『インフィニット』（2016）の新鋭J・D・ディラードらが参加している。米国ではIMDbスコア9.1、Rotten Tomatoesで観客スコア96％を記録するなど、クオリティの高さは保証済みだ。

HBO®ドラマ『アウトサイダー』（全10話）配信・放送スケジュール

あわせて読みたい

スティーヴン・キング原作「アウトサイダー」配信・放送決定 ─ ベン・メンデルソーン主演、「オザークへようこそ」ジェイソン・ベイトマン監督・出演

『スター・ウォーズ』新鋭も参加