Menu
(0)

Search

サイモン・ペッグ、来日中止で日本のファンに謝罪 ─ 『ミッション:インポッシブル』ジャパンツアー参加予定だった

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ジャパンプレミア トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヘンリー・カヴィル、クリストファー・マッカリー監督
©THE RIVER

全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキに突入することで、予定されていた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の来日プロモーションが正式に全面中止となった。

主演トム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督の来日予定が伝えられていたが、実はベンジー役サイモン・ペッグも来日予定だった。ペッグは日本ツアーがキャンセルになったことについて、ストライキ開始までにInstagramのストーリー機能に投稿した動画で謝罪した。

「ストライキが今夜から決行されます。つまり、『ミッション:インポッシブル』のプロモーションもここで打ち止めということです。SNSの投稿もできなくなります。日本に行くこともできなくなりました。僕たちの来日を待ってくれていた日本のファンの皆さんには申し訳ないです。」

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説
Instagram @simonpegg

続けてペッグは、同業の役者たちに向けて、次のように投げかけている。

「もしあなたが役者をやっていて、ちょうど何かの製作の最中でストライキに入るのなら、この状況を恨みたくなる気持ちもわかります。でもどうか、その恨みをどこに向けるかは気をつけて。それは組合じゃない。組合は僕たちを保護するために最善を尽くしてくれています。

これは簡単な判断ではありませんでした。最終手段です。その恨みは、このビジネスにおける公平で公正な将来を保証することを拒む人々に向けられるべき。だから、強く、みんなで団結して、みんなのために物事を良くしていこう。愛を込めて。」

ストライキ期間中、組合員は撮影や宣伝活動を行うことができない。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』では、2023年7月17日に予定されていたレッドカーペット・イベント、ジャパンプレミア舞台挨拶付上映の舞台挨拶、7月18日(火)に予定していた記者会見が中止となっている。

同作のプレミアイベントは、これまでローマ、ロンドン、アブダビ、ソウル、シドニー、ニューヨークで行われており、日本がその最終地となるはずだった。

Checkこの話題の流れをチェック
  1. 1. ハリウッド俳優組合のストライキが秒読み、来日イベントにも影響か
  2. 2. 俳優組合ストライキ突入決定 ─ トム・クルーズ来日、事実上不可能に
  3. 3. 俳優組合ストライキ中に禁止される業務一覧 ─ 撮影やリハ、宣伝活動も全面停止
  4. 4. 「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が俳優組合ストライキ中も撮影継続できる理由
  5. 5. バイデン米大統領、俳優組合ストライキを支持 ─ 「公正な賃金と福利厚生を受けるに値する」
  6. 6. トム・クルーズ来日中止、正式発表 ─ 『ミッション:インポッシブル』日本ツアー全面取り止め、俳優組合ストライキの影響で
  7. 7. サイモン・ペッグ、来日中止で日本のファンに謝罪 ─ 『ミッション:インポッシブル』ジャパンツアー参加予定だった
  8. 8. 『デッドプール3』撮影中断、俳優組合ストライキのため ─ 『ヴェノム3』も
  9. 9. 『ミッション:インポッシブル』最新作、ストライキのため撮影再開を延期 ─ 『グラディエーター2』『モータルコンバット2』は撮影中断
  10. 10. クリストファー・ノーラン、ストライキ終了まで次回作に着手しない ─ 脚本家・俳優への支持を表明
  11. 11. 『エイリアン』『DUNE』ドラマ版、 米俳優ストライキ中も撮影決行
  12. 12. トム・クルーズ、映画館のためストライキ中の宣伝許可を求めていた ─ スト突入前、組合とスタジオの交渉で
  13. 13. 『ホーンテッドマンション』USプレミア、俳優ストライキのためミッキーマウスらが登場 ─ ディズニーヴィランズも
  14. 14. マーゴット・ロビー来日中止、正式発表 ─ 『バービー』グレタ・ガーウィグ監督はプロデューサーと共に来日へ
  15. 15. ドウェイン・ジョンソン、ストライキ中の俳優組合基金にこっそり莫大な金額を寄付していた ─ 「彼のおかげで何千もの俳優が救われる」
  16. 16. ディズニー、NetflixなどがAI関連の積極的求人を開始 ─ 脚本家・俳優ストライキも、技術導入の動き止まらず
  17. 17. 『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』公開延期、新日程は不明 ─ ストライキで声優収録が行えず
  18. 18. 『クレイヴン・ザ・ハンター』米公開、2024年8月に大幅延期
  19. 19. 「ワンダヴィジョン」エキストラ俳優のデジタルレプリカが生成されていた
  20. 20. ドラマ「ペリフェラル」打ち切り終了 ─ ストライキで制作始められず
  21. 21. 『デューン 砂の惑星PART2』米公開延期、2024年3月に ─ ストライキの影響で
  22. 22. SNSでうっかりスト破り投稿のセレーナ・ゴメス、非難が相次ぎ15時間後に削除
  23. 23. マーベル新ドラマ「エコー」配信延期、11月から2024年1月へ
  24. 24. マーベル新ドラマ「アイアンハート」配信開始が無期限延期に ─ 他作品への影響も
  25. 25. マーベル新ドラマ「アガサ」配信が大幅延期、副題は「ダークホールド・ダイアリーズ」に変更
  26. 26. 『デッドプール3』予定通りの公開は「非現実的」 ─ 脚本家ストライキまもなく終結も
  27. 27. ハリウッドのストライキ終結後、制作再開される作品はどれ?「ストレンジャー・シングス」『ワイスピ』など、各スタジオ最優先タイトル計画
  28. 28. 米俳優ストライキ、交渉決裂 ─ 「隔たりが大きすぎる」
  29. 29. なぜ米俳優ストライキは交渉決裂したのか ─ 両者の声明に食い違い、問題となった修正案
  30. 30. 「東京コミコン2023」俳優ストライキでどうなる? ─ 来日OKだが作品トークはナシ、NYコミコンではプライベートトークに変更
  31. 31. 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』2024年6月の米公開は間に合う? ─ 残り8ヶ月、スケジュールは予定通りと米報道
  32. 32. ストライキ中の俳優たち、今年のハロウィンは映画&ドラマキャラのコスプレ厳禁 ─ 組合が注意喚起のガイドライン公開
  33. 33. 米俳優ストライキ、2024年まで続く可能性も ─ 再び決裂すれば年内打ち切りの意向
  34. 34. 俳優ストライキ、『ハンガー・ゲーム 0』が宣伝を解禁 ─ 暫定合意でレイチェル・ゼグラーらプロモーションを許可される
  35. 35. 米俳優ストライキ、ついに終結へ

Writer

アバター画像
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly