ジェレミー・レナー、瀕死事故から2年「あなた方に命を救われた」と医療チームに感謝

マーベル・シネマティック・ユニバースのホークアイ役などで知られる俳優のジェレミー・レナーが2025年1月1日(現地時間)にInstagramを更新。瀕死の重傷を負った事故からまる2年、「生まれ変わった2度目の記念日」を迎えたと綴っている。
レナーは2023年1月1日の午前中に除雪作業をしていたところ、除雪車に轢かれ負傷した。この事故で30箇所以上を骨折し、胸部鈍的外傷、整形外傷の手術を受けていたが、リハビリに励み回復を遂げた。事故からわずか1年のスピードで、無事に「メイヤー・オブ・キングスタウン」シーズン3の撮影にも復帰している。
レナーは入院中に撮影した、医療スタッフとの集合写真をInstagramに投稿。「新年明けましておめでとうございます。今日、2度目の 『生まれ変わった日』を迎えます」で始まるキャプションを寄せ、改めて関係者全員へ感謝を伝えた。
「私を元通りにしてくれた大勢の人たちに、愛と尊敬と感謝を送ります。すべての看護師、医師、救急救命士の皆さん、ありがとう。僕は文字通り、あなた方に命を救われました。新年の朝、凍ったアスファルトの上で45分間も混乱に耐えてくれた勇敢で美しい甥っ子と、天使たち(近隣の人たち)に心から感謝したい。皆さんに刷り込んでしまった忘れられない映像の数々のことを本当に申し訳なく思っています(肉が轢かれた映像は割愛します)……」
また、多くの人への感謝とともに、これからも前向きに歩んでいくという決意を、下記のように重ねている。
「私の感謝のリストはとても長いのです。世界中の皆さんから寄せられたたくさんの愛と祈り(皆さんそれぞれを必要としています)、私のそばを離れない家族、神の介入、ほんの少しの幸運、そしてたくさんの奇跡……私は再び強く立ち上がることができました。よりオープンに、より愛され、さらに繋がって。そして次の1歩を進めること、次の呼吸をすることを祝して。全身全霊でありがとう。皆さんのことを愛しています。」
事故当時は『アベンジャーズ』メンバーであるスカーレット・ヨハンソンとクリス・エヴァンスが見舞いにも訪れていたほか、ロバート・ダウニー・Jr.も治療やリハビリに励むレナーを陰で支えていた。また、医療チームに御礼を言うために入院した病院を訪問するほか、事故での経験を振り返る本の出版など、人生における大きな糧となっているようだ。
一時期は「挑戦的な役に挑む気力がない」とも明かしていたが、その後心境に変化はあっただろうか。より優しく、よりタフになったレナーのこれからに注目したい。
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