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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』豪華俳優陣と登場人物紹介 ─ フェリシティ・ジョーンズからマッツ・ミケルセンまで

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

『スター・ウォーズ』シリーズ初のアナザー・ストーリーフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)は、「スター・ウォーズ史上最高傑作」との呼び声も高い、非常に優れた作品だ。

そんな本作にはハリウッドからだけでなく、メキシコ、中国、デンマークなど世界各国からスター俳優が集結。本記事では、登場人物の説明も交えながら、本作を彩る豪華なキャスト陣を紹介していきたい。

「ローグ・ワン」メンバー

まずはデス・スター設計図を奪取するため、決死のミッションに挑む「ローグ・ワン」のメンバーに扮した出演者たちを見ていこう。

フェリシティ・ジョーンズ(ジン・アーソ)

『ビリーブ 未来への大逆転』フェリシティ・ジョーンズ
©THE RIVER

ジン・アーソは、デス・スター開発の主要人物である科学者ゲイレン・アーソの娘で、幼い頃にゲイレンと離れ離れになった。高い戦闘スキルを持つだけでなく、銀河系裏社会にも精通している。反乱同盟軍の指導者モン・モスマ議員から受けた指令を発端に、デス・スター設計図の強奪作戦に挑むことに。

ジンを演じるフェリシティ・ジョーンズは、『今日、キミに会えたら』(2011)でサンダンス映画祭審査員特別賞(ドラマ部門)を受賞。『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)に出演するなど、着々とキャリアを築いていき、スティーヴン・ホーキング博士の伝記映画『博士と彼女のセオリー』(2014)でアカデミー主演女優賞にノミネートされて大きな注目を浴びる。以降、本作の主演に抜擢されたほか、『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ第3作『インフェルノ』(2016)でもヒロイン役に起用された。俳優業以外では、資生堂のグローバルブランドフェースを務めている。

そんなフェリシティの最新作『ビリーブ 未来への大逆転』は、2019年3月22日より全国公開予定。『博士と彼女のセオリー』エディ・レッドメインと再共演を果たす『The Aeronauts(原題)』や、声優として出演する『Dragon Rider(原題)』も控えている。

ディエゴ・ルナ(キャシアン・アンドー)

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータイメージ

共和国再建のため、情報将校として反乱軍に参加する。監視役として行動を共にしたジンや相棒のドロイドK-2SOと共に自然発生的にローグ・ワンを結成。帝国軍の新型超兵器デス・スターの設計図を奪取すべく、スカリフの戦いに身を投じた。

演じるディエゴ・ルナはメキシコ出身の俳優。『夜になるまえに』(2000)でハリウッドへ進出して以降、アメリカ映画にもコンスタントに出演している。主な出演作品は『天国の口、終りの楽園。』(2001)、『ターミナル』(2004)、『ミルク』(2008)、『エリジウム』(2013)など。2018年よりNetflixドラマ「ナルコス:メキシコ編」で、主人公ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルドを演じている。最新作はバリー・ジェンキンス監督作品『ビール・ストリートの恋人たち』(2019年2月22日公開)

また注目すべきは、キャシアン・アンドーを主人公に据えた『ローグ・ワン』前日譚ドラマシリーズの製作が進行していること。同シリーズは、2019年にディズニーが開始する新ストリーミング・サービス「Disney+」にて配信が予定されており、『ローグ・ワン』以前、反乱軍の形成期が描かれるという。ルナが引き続きキャシアンを演じること以外、キャストの情報は明らかになっていない。

アラン・テュディック(K-2SO)

アラン・テュディック
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28447412842/

キャシアンに仕える警備ドロイド。元々帝国軍が開発した監視用のドロイドだったが、キャシアンによって反乱軍用に再プログラムされた。自信家で独善的である。

そんなK-2SOの声と動きを担当したのは『アナと雪の女王』(2013)、『ベイマックス』(2014)、『ズートピア』(2016)など、数々のアニメ映画で声優として活躍するアラン・テュディック。俳優としては『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(2015)などに出演している。

今後は、DCコミックスを原作としたアニメ「ハーレイ・クイン(邦題未定、原題:Harley Quinn)」に声優として参加。同じくDC原作の実写ドラマ「ドゥーム・パトロール(邦題未定、原題:Doom Patrol)」では、メイン・ヴィランであるエリック・モーデン/Mr.ノーバディを演じることも決定している

ドニー・イェン(チアルート・イムウェ)

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

小さな砂漠の衛星ジェダ出身で、フォースの信者。強靭な精神力によって、盲目とは思えない強さを誇る。

ドニー・イェンは香港出身の俳優で、映画『イップ・マン』シリーズや『孫文の義士団』(2009)、『カンフー・ジャングル』(2014)など数々のアクション映画で知られる。ハリウッドへも活躍の場を広げており、本作のほかに『トリプルX:再起動』(2017)に出演。今後は『イップ・マン』シリーズ第4作が控えているほか、ディズニーによる実写版映画『ムーラン(邦題未定、原題:Mulan)』でムーランの師匠タン指揮官を演じることが明らかになっている。鍛え上げられた、イェンによるアクションは本作でも要注目だ。

チアン・ウェン(ベイズ・マルバス)

ベイズ・マルバスは、チアルート・イムウェと同じくジェダ出身。チアルートと常に行動を共にし、強い友情関係で結ばれているが、フォースの存在は信じてないという。

マルバス役を演じるチアン・ウェンは中国を代表する俳優のひとり。第38回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した『紅いコーリャン』(1987)から大作映画『宋家の三姉妹』(1997)など、幅広い作品に出演している。また映画監督としても活躍しており、主な作品には『太陽の少年』(1994)や『鬼が来た!』(2000)などがある。次回作は中国映画『Hidden Man(英題)』で、監督・脚本・出演を兼任している。

リズ・アーメッド(ボーディー・ルック)

リズ・アーメッド
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/42774741015/ Remixed by THE RIVER

チアルート・イムウェ、ベイズ・マルバスと同じくジェダ出身で、元々は帝国軍の貨物船で働いていた。しかし、彼らのやり方に疑問を持ち反乱軍のパイロットとなる。その操縦テクニックは反乱軍でトップレベルを誇る。

リズ・アーメッドは『ナイトクローラー』(2014)で脚光を浴び、本作や『ジェイソン・ボーン』(2016)、主演ドラマ「ザ・ナイト・オブ」(2016)に出演。大ヒット映画『ヴェノム』(2018)で悪役カールトン・ドレイクを演じたことも記憶に新しい。今後は『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(2012)ダリウス・マーダー監督による映画『Sound of Metal(原題)』に出演する。

帝国軍&ジン・アーソの家族たち

ベン・メンデルソーン(オーソン・クレニック)

ベン・メンデルソーン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35387096893/

帝国軍の高階級将校で、本作のメイン・ヴィラン。ダース・ベイダーとは抜き差しならぬ関係にあり、デス・トルーパー部隊を率いて反乱軍を苦しめる。

演じるベン・メンデルソーンはオーストラリア出身の俳優で、『ダークナイト ライジング』(2012)や『ジャッキー・コーガン』(2012)、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)など数々の話題作に出演してきた。スティーブン・スピルバーグ監督作品『レディ・プレイヤー1』(2018)では悪役ノーラン・ソレントを演じた。

次回作はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『キャプテン・マーベル』(2019年3月15日公開)で、容姿を自在に変化させられるスクラル人のタロスを演じる。ほかにも、ウィル・スミスと『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)トム・ホランドが主演を務めるアニメ映画『Spies in Disguise(原題)』や、ホラー小説の巨匠スティーブン・キングの同名小説をドラマ化する「ジ・アウトサイダー(邦題未定、原題:The Outsider)」への出演が控えており、今後のさらなる活躍が期待される。

フォレスト・ウィテカー(ソウ・ゲレラ)

フォレスト・ウィテカー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36203710756/

ジャングルの惑星オンダロン出身で、ジン・アーソの育ての親。アニメ「スターウォーズ/クローン・ウォーズ」(2008-)にも登場するキャラクターである。ゲレラはパルチザンと呼ばれる抵抗勢力を率いて帝国軍の権力に対抗し、その戦い方がテロリスト的であることから味方にも悪評が立ち、一部の反乱軍指導者には煙たがられている。

ゲレラを演じるフォレスト・ウィテカーは、『ラストキング・オブ・スコットランド』(2006)でアカデミー主演男優賞を受賞した名優。『グッドモーニング, ベトナム』(1987)や『バード』(1988)、『96時間/レクイエム』(2014)、『メッセージ』(2016)、『ブラックパンサー』(2018)など数々の名作に出演してきた。今後は、Netflix製作のミュージカル映画『Jingle Jangle(原題)』のほか、『ブルーベルベット』(1986)『マルホランド・ドライブ』(2001)のデヴィッド・リンチ監督による最新作『A Fall from Grace(原題)』に出演する。

マッツ・ミケルセン(ゲイレン・アーソ)

©THE RIVER

主人公ジン・アーソの父で、デス・スター開発の主要人物である。科学者として宇宙や科学に関する深い知識を持つ。ジンがまだ幼い頃、ある理由によって離れ離れになってしまった。本作で大きな鍵を握るキャラクターである。

デンマーク出身のマッツ・ミケルセンは、『偽りなき者』(2012)で第65回カンヌ国際映画祭男優賞を受賞して注目を浴び、「ハンニバル」(2013-2015)で人喰い殺人鬼ハンニバル・レクターを演じ大ブレイク。『ドクター・ストレンジ』(2016)などでも知られて、日本でも非常に人気の高い俳優だ。最新作はNetflixオリジナル映画『ポーラー 狙われた暗殺者』。次回作はトム・ホランド&デイジー・リドリーが主演を務める『カオス・ウォーキング(邦題未定、原題:Chaos Walking)』で、悪役のプレンティス市長を演じる


映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』MovieNEXは発売中。

Source: Disney

Writer

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Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。