ヒュー・ジャックマンが悪のロビン・フッドに ─ A24配給『ロビン・フッドの死』2027年1月日本公開決定

『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマンが、伝説の英雄ロビン・フッドの知られざる姿を演じる映画『The Death of Robin Hood』が、『ロビン・フッドの死』の邦題で2027年1月8日(金)より日本公開されることが決定した。
¥監督・脚本は『PIG/ピッグ』(2021)『クワイエット・プレイス:DAY 1』(2024)のマイケル・サルノスキ。米国ではA24が配給を手がけた異色のダーク・ファンタジーだ。
ロビン・フッドといえば、中世イングランドの伝説に登場する弓の名手。富める者から財宝を奪い、貧しい者たちに分け与える義賊として、映画や小説などで幾度となく描かれてきた。しかし本作が描くのは、そんな英雄像とはかけ離れた、暴力と罪にまみれたロビン・フッドの姿だ。
戦乱の世を生き抜くため、長年にわたって殺戮と略奪を繰り返してきたロビン・フッド。民衆の間では英雄として語り継がれていたものの、年老いた彼は栄光とは程遠い、孤独な世捨て人となっていた。ある日、かつての仲間リトル・ジョンによって再び凄惨な戦いに引きずり込まれたロビンは、重傷を負い、人里離れた修道院へとたどり着く。そこで彼を待ち受けるのは、過去の罪と向き合う最後の機会だった。
監督・脚本を務めるマイケル・サルノスキは、ニコラス・ケイジ主演の『PIG/ピッグ』で長編監督デビューを果たし、その手腕が高く評価された新鋭。『クワイエット・プレイス:DAY 1』でハリウッドの大作にも進出し、今後は小島秀夫による人気ゲーム「DEATH STRANDING」の実写映画化も控えている。
そんなサルノスキの才能に惚れ込んだのが、主演のヒュー・ジャックマンだ。『PIG/ピッグ』のファンだったジャックマンは、監督が新作に取り組んでいることを知ると、自ら脚本を読みたいと申し出たという。作品に強く惹かれたジャックマンは、主演だけでなくプロデューサーとしても参加。傷だらけの肉体と深い皺を通して、長年の暴力に疲弊し、罪を背負って生きる男を体現している。
サルノスキ監督が目指したのは、英雄の伝説を壮大な冒険活劇として再現することではなく、伝説の裏側に隠された一人の人間の苦悩を描くこと。米Varietyのインタビューでは、巨額の製作費を投じたアクション・アドベンチャーではなく、独創的で型破りな作品を作りたかったと語っている。
時代考証に基づいた衣装や美術に加え、身体の損壊や流血を生々しく表現した特殊効果も見どころ。古いフォークミュージックの伝統に独自の解釈を加えた音楽とともに、伝説と現実が入り交じる世界を構築した。
共演には『最後の決闘裁判』(2021)『28年後…』(2025)のジョディ・カマー、『IT/イット』シリーズのビル・スカルスガルド、『クワイエット・プレイス』(2018)のノア・ジュープのほか、マーレイ・バートレット、フェイス・ディレイニーらが名を連ねる。
英雄として語り継がれる男は、果たして本当に英雄だったのか。そして、人は取り返しのつかない罪を背負ったまま、救済を得ることができるのか。誰もが知る伝説を大胆に再解釈した本作は、従来のロビン・フッド映画とは一線を画す物語となりそうだ。
映画『ロビン・フッドの死』は2027年1月8日(金)より全国公開。THE RIVERではすでに鑑賞レビューを掲載中だ。
























