2000年代版『ファンタスティック・フォー』監督、マーベル映画復帰に前向き「そのうち、あの世界に戻るのだろう」
![ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]](https://theriver.jp/wp-content/uploads/2018/01/fantastic4-FSPBD1606_SB_S1-1024x683.jpg)
マーベル・コミックのヒーローチーム『ファンタスティック・フォー』が再始動だ。
2005年に20世紀フォックス(当時)より『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』、2007年に『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』として実写映画化され、2015年にもリブート版が製作された。その後、20世紀フォックスがディズニーに統合されたことにより、マーベル・シネマティック・ユニバース傘下で新たな映画化企画も始動している。監督は『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)のジョン・ワッツだ。
『ファンタスティック・フォー』再々リブートとなるニュースを、2000年代の2作を手掛けたティム・ストーリー監督はどう見ていたか。ストーリーは現在、映画『トムとジェリー』の封切りを米国で初登場1位とともに迎えたばかり。今後は有名ボードゲームの「モノポリー」実写映画など気になる企画も控えているが、『ファンタスティック・フォー』関連作やマーベル映画を再び手掛けたい意向はあるのだろうか。
THE RIVERはティム・ストーリー監督に、「10年以上にファンタスティックなスーパーヒーロー映画を作られましたよね。どうやらその映画はリブートされるらしいんですが、また戻りたいと考えていますか?」とやんわり尋ねた。するとストーリー監督は「いい質問ですね!」と笑顔で喜び、次のように答えている。
「(リブートするには)正しいキャラクターたちだと思いますよ。きっと楽しくなるでしょうし、私もそのうち、あの世界に戻るんだろうな、と信じている部分もあります。あの映画たちから学んだことは多いんです。私にとっては3〜4作目の映画でした。あのおかげで、今の私がいる。その経験を活かして、またああいった映画を作れるなら、かなり楽しいことになると思います。」
漠然とはしているものの、再びマーベル映画を手掛けることには前向きな様子のストーリー監督。今やMCUは配信ドラマなどに裾野を広げているから、機会さえあれば、監督のユーモアが活かされたスーパーヒーローが再び見られるかもしれない。
ティム・ストーリー監督の最新作『トムとジェリー』は2021年3月19日(金)全国ロードショー。『キック・アス』シリーズのクロエ・グレース・モレッツや、『アントマン』シリーズのマイケル・ペーニャが、おなじみトムとジェリーとアニメ&実写のハイブリッドで共演する話題作だ。
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