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『トキシック・アベンジャー』は親子の絆?「どんな親でも共感できる」

伝説的カルト映画『悪魔の毒々モンスター』(1984)をハリウッドでリブートした『トキシック・アベンジャー』より、主演ピーター・ディンクレイジと、息子役ジェイコブ・トレンブレイのインタビュー映像が公開された。過激なバイオレンスとブラックユーモアに満ちた本作だが、その中心にあるのは、怪物となった父親と息子の絆だという。

本作は、邪悪な巨大製薬企業BTHに支配された街を舞台に、気弱な清掃員ウィンストン(ディンクレイジ)が有毒廃棄物によって醜悪なミュータントへと変貌し、悪党たちに立ち向かう物語。ウィンストンは妻を亡くし、義理の息子ウェイド(トレンブレイ)と二人で暮らしている。

ディンクレイジは主人公について、「ウィンストン・グーズはごく普通の男です」と紹介。純粋で物静か、人を信じすぎるがゆえにトラブルに巻き込まれる人物だと説明する。

そんなウィンストンは、恐ろしい姿になっても息子への愛情を失わない。ディンクレイジは「本作には大きな心と素晴らしいユーモアがあります。その二つがあれば間違いありません」と語り、「特に怪物になった父親が息子を守ろうとする思いには、どんな親でも共感できるでしょう」と、物語の普遍的な魅力を強調した。

さらに、「自分を偽らない、とても誠実な映画です」とも。「オリジナルのトロマ作品にも本物の心がありました。その精神を僕たちも受け継いでいます」と述べ、1984年のオリジナル版から受け継がれた精神にも言及している。

共演者への賛辞も飛び出した。ディンクレイジが本作で最も気に入っている悪役は、ケヴィン・ベーコン演じる巨大製薬企業のCEO、ボブ・ガービンジャーだという。「彼は本当に見事でとても楽しい悪役にしてくれました」と絶賛し、「悪役は一緒に過ごして楽しい人物でなければなりませんからね」と、その魅力を語った。

息子役のトレンブレイについても、ディンクレイジは『ルーム』(2015)での演技を高く評価。同作が成功した大きな理由のひとつはトレンブレイの存在にあったといい、「本作に彼が参加してくれて、本当に幸運です」と共演を喜んだ。

一方のトレンブレイは、「脚本は本当に格好よくて、参加したいという気持ちになりました」と出演の経緯を説明。ウェイドはこれまで演じたことのないタイプの役柄だったため、興味を惹かれたという。

ディンクレイジとの撮影については「ピーターとの仕事は最高です」と振り返り、「いつも笑わせられて現場で少し問題になるほどでした」と告白。もともとディンクレイジの大ファンで、「彼の出演は決め手の一つでした」とも明かしている。

また、役作りにあたっては、ウェイドが何を求めているのか、その目的を理解することを重視したという。衣装や髪型、メイクも人物像をつかむ助けとなり、とりわけマニキュアやアイライナーが、自分とは異なる人物を演じるうえで役立ったそうだ。

ピーター・ディンクレイジ&ジェイコブ・トレンブレイのインタビュー映像はこちら。

『トキシック・アベンジャー』は、低予算映画会社トロマ・エンターテインメントが生み出した『悪魔の毒々モンスター』を、レジェンダリー・ピクチャーズの製作で復活させた作品。監督・脚本は『この世に私の居場所なんてない』(2017)のメイコン・ブレアが務め、オリジナル版の生みの親ロイド・カウフマンも製作に参加した。

キャストにはディンクレイジ、トレンブレイ、ベーコンのほか、不気味な悪役に変貌したイライジャ・ウッド、テイラー・ペイジらが名を連ねる。

また、11月6日(金)からはヒューマントラストシネマ渋谷にて、ホラーラグアーティストのMaoによる特大オリジナルラグマット2種類の展示がスタートする。10色以上の緑色の毛糸を使用して手作業で制作されたトキシーの顔をかたどったラグと、映画のタイトルロゴを再現したラグが登場する。

映画『トキシック・アベンジャー』は2026年11月13日(金)より全国公開。R15+指定、無修正版での日本公開となる。

▼ 『トキシック・アベンジャー』の記事

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    THE RIVER編集部THE RIVER

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