タイカ・ワイティティ、海賊コメディドラマ手がける ─ 『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』後に撮影開始

『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)『ジョジョ・ラビット』(2019)などで知られるタイカ・ワイティティが、米HBO Max製作・配信の海賊コメディシリーズ「Our Flag Means Death(原題)」で製作総指揮とパイロット版の監督を務めることがわかった。米Deadlineなどが報じている。
本シリーズは、カリブ諸島に位置する島国バルバドスに実在した海賊スティード・ボネットの冒険に着想を得た海賊コメディ。1688年、上流階級の家庭に生まれたボネットは、1717年に自身の特権を捨てて海賊を志した人物だ。その出自から「海賊紳士」の異名を持っている。海賊に転身したボネットは、「リべンジ号」と名付けた帆走船で海に繰り出し、略奪行為や他船の焼き討ちなどを実行。翌年の1718年に海賊狩りに遭い、絞首刑に処されたとされている。
ショーランナー・脚本を務めるのは、「People of Earth(原題)」(2016-2017)のデヴィッド・ジェンキンス。製作には、ワイティティとジェンキンスのほか、「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」(2016)のガレット・バッシュ、『S.W.A.T.』(2003)のダン・ハルステッドが名を連ねている。撮影は、ワイティティが監督を務める『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』後に開始されるという。ちなみに、『ラブ&サンダー』は2021年初頭にオーストラリアで撮影開始が見込まれている。
ワイティティは、本シリーズや『ラブ&サンダー』のほかに、マイケル・ファスベンダー主演『Next Goals Win(原題)』や『スター・ウォーズ』新作映画(タイトル未定)など、複数の企画に携わっている。ほか、『チャーリーとチョコレート工場』を基とする新作Netflixアニメシリーズで監督・脚本・製作総指揮を務める予定だ。
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Source: Deadline