ディズニー、新プレミアム上映規格「Infinity Vision」発表 ─『アベンジャーズ/エンドゲーム』再上映よりスタート、IMAX上映なき『ドゥームズデイ』で新規格設ける

ウォルト・ディズニー・スタジオが、プレミアム・ラージ・フォーマット(PLF)の新規格「Infinity Vision(インフィニティ・ヴィジョン)」を立ち上げる。米ラスベガスにて開催されているCinemaConにて発表された。
Infinity Visionは、世界中の映画館との協働によって導入される新たな認証制度で、「最大限のスケールにふさわしい最大のスクリーン」「優れた明るさと鮮明さを実現するレーザープロジェクション」「完全没入型のプレミアム音響フォーマット」の厳格な基準を満たしていることを保証する。
この新基準にふさわしいスクリーンは、現時点で北米で75以上、全世界で300以上存在するとのこと。認証を受けるにふさわしい基準について、具体的な情報は公開されていない。
Infinity Vision認証を受けての上映は、2026年9月に実施される『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)再上映よりスタート。監督のアンソニー&ジョー・ルッソによると、この再上映では既存の本編以外にも新規映像が追加されるという(『エンドゲーム』の再上映は日本でも実施されるが、日本での上映の詳細や、Infinity Vision認証については現時点で不明)。
その後、12月18日に日米同時公開となる『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』でもInfinity Vision上映が実施される。同日公開の『デューン 砂の惑星PART3』がIMAXスクリーンを独占していることから、ファンの間では『ドゥームズデイ』のIMAX上映がないことに懸念の声が広がっていたが、ディズニーの回答は「新たな規格を作る」だったのだ。
ウォルト・ディズニー・スタジオの劇場配給部門を統括するアンドリュー・クリップスは、ディズニー映画は「没入体験のため、細部までとことん調整されている」と強調。Infinity Visionは「その取り組みを劇場まで拡張する」ものであり、「観客が最高のスクリーンを素早く見つけ、私たちの作品をその意図通りに──巨大なスクリーン、最もシャープかつクリアな色彩と音響によって──体験できる」ための取り組みだとした。
ディズニーによると、Infinity Visionでは映画館と観客の双方に対する特別な施策や広報支援も行われるとのこと。認証を受けた劇場では、実際の劇場とオンラインの両方で「Infinity Vision」のブランドが表示され、チケット購入時にも認証スクリーンを容易に見つけられるようになるという。
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