THE RIVER編集部『ワンダー 君は太陽』の新映画『White Bird』2024年冬、日本公開決定 ─ 前作いじめっ子ジュリアンに、祖母ヘレン・ミレンが思いやりと勇気説く
『ワンダー 君は太陽』（2017）の新たな物語を描く映画『White Bird: A Wonder Story（原題）』が、2024年冬に日本公開となることがわかった。キノフィルムズが配給を行う。
『ワンダー 君は太陽』は、遺伝子疾患により顔に重度の障害を持って生まれた少年オギー、その家族や学校のクラスメイトたちの絆や成長を描いた感動物語。R・J・パラシオによる人気小説を原作に誕生した。
もう一つの物語を描く新作『White Bird』では、『ワンダー』にも登場したいじめっ子のジュリアンがメインキャラクター。彼のおばあちゃんがパリから訪ねてくることで、思いやりと勇気の物語が始まることとなる。ナチに占領されたフランスに住む少女だった若き日の祖母はスクールメイトの少年に匿ってもらい、生きるチャンスを与えてもらう。2人は一緒に彼らが作り出した秘密の世界で美と愛を見つけ出す……。
監督を務めるのは、『007 慰めの報酬』（2008）『ワールド・ウォーZ』（2013）『プーと大人になった僕』（2018）などで知られるマーク・フォースター。『ワンダー』の1年後が舞台になるといい、ジュリアン役のブライス・ガイザーは前作から続投。祖母役には『シャザム！〜神々の怒り〜』（2023）も話題のヘレン・ミレンが決定した。公開された場面写真では、食卓で向かい合うジュリアンと祖母の姿を見ることができる。
ひとつの親切が永遠に生き続けるということを描く、希望に溢れた作品。『ワンダー 君は太陽』に感動した方は必見の映画となりそうだ。『White Bird: A Wonder Story（原題）』は2024年冬に日本公開。
