『エイリアン』ドラマ版、リドリー・スコットが進捗明かす ─ ノア・ホーリー版と同企画か
SF映画の金字塔として不動の地位に立つ『エイリアン』(1979)。そのドラマ版が着実に進行中のようだ。
2020年12月、『エイリアン』ドラマ版の製作が正式発表された。「FARGO/ファーゴ」(2014-)「レギオン」(2017-2019)のノア・ホーリーのもとで進められている企画で、2023年の米放送を目指して製作中。シリーズのメインキャラクターのひとりであるリプリーの物語ではなく、地球を舞台に、「汚れ仕事をさせるために派遣する人間」と「派遣される側の人間」を通して、「不平等」を紐解いていく内容になると伝えられている。
このたびBBC Radio 4に、『エイリアン』シリーズのリドリー・スコット監督が登場し、『ブレードランナー』シリーズのドラマ・パイロット版が執筆中であることを認めた上で、『エイリアン』シリーズのドラマ版が同じような状況下で進められていることを明かしている。“8〜10時間分の作品概要”をまとめているところだという。監督が言及した企画について、Varietyなどはノア・ホーリーによるドラマ版と同じものとして伝えているが、実際のところは定かでない。
2021年7月、Vanity Fairのインタビューにてノア・ホーリーは、『エイリアン』ドラマ版について「1・2話の脚本を執筆しました。来春の撮影開始を目指しています」と企画の進捗を明かしていた。4ヶ月以上が過ぎた現在の進捗は定かでない。11月中旬には、キャスティングがすでにはじまっており、2022年3月頃の撮影開始を目指して進行中という噂が流れていた。何にせよ、『エイリアン』シリーズのドラマ版が着実に前に進んでいることには変わりない。続報に期待しよう。
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Source: Variety , Vanity Fair , BBC Radio4 , Alien vs. Predator Galaxy