『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』にNARUTOが登場、監督がハリウッド実写化を手がける

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』には、デスティン・ダニエル・クレットン監督の次回作を予告するようなイースターエッグが隠されていた。劇中に登場するネッド・リーズの部屋に、岸本斉史による人気漫画『NARUTO -ナルト-』のポスターが飾られているのだ。
クレットン監督は『ブランド・ニュー・デイ』に続き、米ライオンズゲートが製作するハリウッド実写映画版『NARUTO -ナルト-』で監督・脚本を務める。ポスターは単にネッドの趣味を表した小道具ではなく、監督自身が次なるプロジェクトに向けて忍ばせた遊び心だったらしい。
米The Hollywood Reporterのインタビューでポスターについて尋ねられたネッド役のジェイコブ・バタロンは、「彼は間違いなく、自分自身をアピールしているんですよ」と回答。撮影現場では、クレットンが手がける実写版『NARUTO』についても話していたという。
「僕たちは彼の『NARUTO』映画について、実際にいろいろ話しました。だから、彼自身に向けたすごくクールな小ネタでしたね。彼にはその資格がありますから。」
バタロン自身も以前から『NARUTO』のファンを公言している。ポスターは、監督のセルフオマージュであると同時に、ネッドを演じるバタロンの好みとも重なる小道具だったようだ。
実写版『NARUTO』は2024年、クレットンの監督・脚本・製作就任が正式に発表された。原作者の岸本もクレットンについて、人間を描く堅実な物語の作り手だとして「『NARUTO』の監督は彼以外にいないと確信しました」と信頼を寄せている。
企画は現在、プリプロダクションを本格化させており、物語の中心となるうずまきナルト、うちはサスケ、春野サクラを演じるキャストの世界規模オーディションが進行中。その他のキャラクターについても順次キャスティングが行われる予定だ。
募集要項によれば、主要キャストの対象は16~20歳のアジア系またはアジア系のルーツを持つ俳優。英語力に加え、武術、ダンス、体操、パルクールなどの経験も歓迎されており、活動期間は2027年1月から8月と記載されている。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、公開からわずか6日間で世界興行収入10億ドルを突破。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)に次いで、映画史上2番目の速さで大台に到達する記録的ヒットとなった。
世界規模の大成功を収めたスパイダーマン映画の監督が、次に挑むのは日本を代表する漫画の実写化。ネッドの部屋にさりげなく貼られた一枚のポスターは、『ブランド・ニュー・デイ』から実写版『NARUTO』へとバトンをつなぐ、粋な予告状だったというわけだ。

また『ブランド・ニュー・デイ』では、スパイダーマンと忍者集団が激突するアクションも見応えたっぷりに描かれた。複数の敵が入り乱れる戦闘をエンターテインメント性豊かに仕上げたクレットンの手腕は、忍者たちの戦いを描く実写版『NARUTO』でも大いに活かされることになりそうだ。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は公開中。
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Source:The Hollywood Reporter

























