「『スター・ウォーズ』ではそうはいかない」ユアン・マクレガー、『ビッグ・フィッシュ』アナログ撮影で本物ライオンにハラハラ?
ティム・バートン監督による名作ファンタジー『ビッグ・フィッシュ』(2003)が、2026年10月23日(金)〜10月29日(木)の1週間限定で、ヒューマントラストシネマ渋谷にてリバイバル上映を果たす。THE RIVERの独自企画「REVIVAL by THE RIVER」第3弾だ。奇想天外なホラ話を語り続ける父親と、その真実を知ろうとする息子の、感動の物語を劇場で堪能できる。
若き日の父・エドワード役を演じたユアン・マクレガーは、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)の間に、『ビッグ・フィッシュ』の撮影に参加。CGが不可欠な『スター・ウォーズ』とは異なり、本作ではアナログな特殊効果を用いた撮影を楽しんだという。2003年当時の米IGNのインタビューで語っている。
本作は、病に倒れたエドワードと息子・ウィルの関係を描く現在の物語と、エドワードが自らの過去として語る冒険譚が交錯する構成だ。過去パートには巨大な魚や魔女、巨人などが登場するが、バートン監督はCGだけに頼らず、昔ながらの特殊効果や小道具などを駆使して、その幻想的な世界を表現した。

「様々な仕掛けを使いましたが、どれも撮影現場で実際に作り出したんです。グリーンスクリーンには頼りませんでした」とマクレガー。「ああいうやり方で撮影するのは楽しいですね。『スター・ウォーズ』ではそうはいきません。宇宙が舞台なので、コンピューターを使わずに撮影することはできませんからね」と、両作品の撮影手法の違いを語った。
具体例として挙げたのは、エドワードがサーカスでライオンの口に頭を突っ込むシーン。マクレガーが実際に頭を入れたのは、特殊造形で作られたライオンの頭部だったが、その近くには本物のライオンもいたという。
「見事なライオンの頭部のプロテーゼを作ってくれたんです。本当にゴージャスな出来栄えで、見た目も美しかった。僕が頭を突っ込んだのはそれです。でも、次のショットでは本物のライオンが登場するんです」
本物のライオンとの撮影に先立ち、トラと触れ合って慣れる機会が設けられたが、そのあまりの大きさに「恐怖を覚えた」という。本番では、調教係の女性から「絶対にライオンを刺激しないで」と注意されたものの、バートン監督がライオンの咆哮を求めたため、女性が棒でライオンの頭を叩いて吠えさせようとする一幕も。「“一体、今ライオンを刺激しているのは誰なんだ?”と思いましたよ」と、緊張感あふれる撮影をユーモラスに振り返った。
ちなみにバートン監督は、米WIREDから「ユアン・マクレガーが『スター・ウォーズ』の時よりブルースクリーンを使う機会が少なくてホッとしていた」と話を振られると、「彼がホームシックにならないように、何回かは使いましたけどね」とジョークを飛ばしている。マクレガーも魅了された、趣向を凝らした映像表現の数々を、ぜひ劇場のスクリーンで堪能してほしい。
上映概要

企画名:REVIVAL by THE RIVER vol.3
上映作品:『ビッグ・フィッシュ』(2003)
上映期間:2026年10月23日(金)〜10月29日(木)
全日 18:10より上映
上映劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区)
チケット料金:1,600円(各種割引サービスはご利用いただけません)


























