『ハリー・ポッター』Pが生成AIで『野性の呼び声』を再映画化へ

『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサーが、名作小説『野性の呼び声』を生成AI技術を駆使して映画化する。米Deadlineが報じた。
原作は、作家ジャック・ロンドンによる1903年の小説。ゴールドラッシュに沸くカナダ・アラスカ国境地帯にて、大型犬バックが「犬ぞり」の世界を生き延びるため、大雪原を駆け抜け、力が支配する世界で闘うなか、野生の本能を目覚めさせていく物語だ。過去に何度か映像化されており、2020年にはハリソン・フォード主演の映画版が製作されている。
製作は、従来の映画製作と生成AI技術の融合を掲げるイギリスのハイブリッドAIスタジオ・nmatic。生成AI技術とCG、従来のVFXを融合させることで複雑なシーンの表現が可能になるという。原作は大型犬バックの視点から描かれているため、本作が初めての“原作に忠実な映画化”になるという。
監督・脚本は『THE ROOM 閉ざされた森』(2006)や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ロンドン』(2019)のサイモン・ラムリー。いわゆるAI映画のクリエイターではなく、イギリスの映画界でジャンル作品を多数手がけてきた人物が起用された。
プロデューサーのデヴィッド・バロンは、『ハリー・ポッター』シリーズのほか、実写版『シンデレラ』(2015)や『ターザン:REBORN』(2016)、ダニエル・ラドクリフ主演『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』(2020)などに携わってきた人物。そのほか、『モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 グレアム・チャップマン自伝』(2012)のマーク・サンデルらも名を連ねた。
発表にあたり、バロンは「ロンドンの描く壮大な世界、アラスカの過酷な地形、犬とオオカミの本能的な争い──それゆえ、原作に忠実な映画化は、現実的・予算的に不可能でした」とのコメントを発表。「ついに、ロンドンのビジョンにテクノロジーが追いつきました。正しく映画化できる時が来たと確信しています」
映画『The Call Of The Wild(仮題)』の公開時期は未定。全編がCG/VFXで描かれるのか、実写とのハイブリッド映画になるのかなど、詳細はいまだ謎に包まれている。
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Source: Deadline



























