トム・クルーズ、映画界にAIの脅威は「確実にやってくる、それでも作り続けなければ」 ─ 「私は人間を信じている」

映画業界にAIの波は間違いなくやってくる、それでも人間の手で作りつづけるしかない──。ハリウッドを代表する映画スター、トム・クルーズが自らの考えを語った。
最新作『DIGGER/ディガー』の公開を控え、英国アカデミー賞によるロンドンでのイベントに登場したトムは、AIが映画業界に与える影響について問われると、「人間という存在に代わるものはありません」と答えた。
代表作『ミッション:インポッシブル』シリーズをはじめ、常に劇場体験にこだわり、映画館業界の支援にも積極的に取り組んできたトム。そのモチベーションは、劇場体験が“人々を結びつける”ことにあるという。
「ストリーミングなどを否定するつもりはありませんが、(劇場体験は)異なる芸術形式なのです」とトムは語る。話題作に彩られた今年の夏、北米の興行収入が歴代記録を更新したことは、そうした需要が今も変わらないことを意味しているのだと。
「人々は体験を求め、映画館に足を運んでいます。私は常に人間というものを信じているのです。」
AIの台頭に対するトムの考え方は、こうした発想の延長線上にある。映画製作に対するAIの影響は「やってくるもの、確実に起こるもの」とトムは見ているが、「それでも人々は“本物”を見たいのです」と語った。だからこそクリエイターは「作り続けなければならない」と。
▼ トム・クルーズの記事

『DIGGER/ディガー』イニャリトゥ監督ロングインタビュー ─ 「他人から受け取った物語ではなく、自分で観て、自分の体験にしてほしい」【限定】 じっくりお伺いしました 
イニャリトゥ、『DIGGER/ディガー』と『バードマン』主人公像を語る ─ 「バードマンは承認を求め、ディガーは権力喪失を恐れる」【独自】 違いを見ると面白い 
『DIGGER/ディガー』をアン・ハサウェイ絶賛「素晴らしい映画、10点中10点」 ─ 「自分で観て、判断する価値がある」 自分の目で確かめて! 
「公開週末のことを考えて映画を作ったことはない」トム・クルーズ、『DIGGER/ディガー』を「長く残る作品にしたい」 興行は厳しいスタートですが 


だいぶ賛否両論『DIGGER/ディガー』の逆手プロモーション「自分で決めろ」 ─ トム・クルーズ高評価の流れを止める問題作が到来 今年最大の問題作になりそう
Source: Variety































