マット・デイモン、クリスチャン・ベール主演『フォードvsフェラーリ』2020年1月公開、日本版予告編が到着 ─ 絶対王者と戦う二人の男、友情と挑戦の実話

『ボーン・アイデンティティー』シリーズや『オデッセイ』(2015)のマット・デイモンと、『ダークナイト』3部作や『バイス』のクリスチャン・ベールが主演する『フォードvsフェラーリ』が、2020年1月に日本公開されることが決定。このたび日本版予告編が到着した。
本作は、1966年に開催された伝説のレース「ル・マン24時間耐久レース」で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いた奇跡の実話映画。監督は『LOGAN/ローガン』(2017)のジェームズ・マンゴールドが務めた。
ル・マンでの勝利という、フォード・モーター社の使命を受けたカー・エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)。常勝チームのフェラーリに勝つためには、フェラーリを超える新しい車の開発、そして優秀なドライバーが必要だった。そこでシェルビーは、破天荒なイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。限られた資金と時間の中、シェルビーとマイルズは、立ちはだかる数々の課題を乗り越えていく。そして1966年、「ル・マン24時間耐久レース」にて、フォードは長年にわたり絶対王者として君臨するエンツォ・フェラーリ率いるフェラーリ社に挑戦するのだ。
二人の友情、そして不可能へ挑戦していく姿に、本作には早くも“来年度アカデミー賞有力”との声もあがっている。ジェームズ・マンゴールド監督は、本作について以下のコメントを発表した。
「この映画で、ケン・マイルズとシェルビーの間にあったような友情の価値について考えてもらえれば嬉しく思います。彼らが生きた時代は、まだ、持ちつ持たれつの関係が技術に奪われていなかった。当時の華麗なる車やスピーディーなレースの描写よりも、本作は家族やサバイバルについて、そして“自分の壁を破りたいと思うなら、自分の人生を友人に託せるように努力しなければならない”、ということを描いているんです。」
デイモン&ベールのほか、マイルズの妻モリー役はドラマ「アウトランダー」(2014-)や映画『マネーモンスター』(2016)のカトリーナ・バルフ。ケンとモリーの息子ピーター役には『サバービコン 仮面を被った街』(2017)『クワイエット・プレイス』(2018)のノア・ジュプ。フォードCEOのヘンリー・フォード2世は劇作家・脚本家・俳優のトレイシー・レッツ、社長のリー・アイアコッカは「Marvel パニッシャー」(2017-2019)『ベイビー・ドライバー』(2017)のジョン・バーンサルが演じている。
映画『フォードvsフェラーリ』は2020年1月 全国ロードショー。
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