THE RIVER編集部目覚めたらトイレ、爆発まで34分『ホーリー・トイレット』とんでもねぇ予告編が公開
目覚めたらトイレの中、爆発まで34分？驚愕のバキューム・スリラー映画『ホーリー・トイレット』の予告編が公開された。想像を絶するストーリーと過剰なユーモアとエログロ描写に圧倒されよう。
主人公は頭部を負傷して意識を失った建築家フランク。ある時、リゾートホテルの建設現場で横倒しになった仮設トイレの中で目を覚ます。記憶の一部が吹っ飛び、この異常な状況がのみ込めないフランク。そんな彼が居るトイレの周りには、大量の解体用ダイナマイトが仕掛けられており、34 分後の午後2 時に爆破が行われることを知る。
この非常事態を生き延びるには、誰かに助けを求めるか、もしくは自力で脱出しなくてはならない。ところが右腕に鉄筋が突き刺さって動けないうえに、友人である市長ホルストの邪悪な思惑が明らかになり、時間だけがただ過ぎていく。刻一刻と爆発のリミットが迫るなか、絶体絶命のフランクに打つ手はあるのか 。
世界中のファンタスティック映画祭で注目されてきた本作。その最大の特徴は、仮設トイレ内だけで全編が進行する斬新な設定にある。観る者は孤立無援のフランクが味わう底なしの恐怖と焦燥感、さらに鉄筋が刺さった腕の激痛を、あまりにも生々しい臨場感とともに疑似体験をすることとなる。
この予告映像では、仮設トイレで目覚めたフランクが、右腕が鉄筋に貫かれているのに気付き、絶叫するシーンから始まる。残り時間34 分で仮設トイレが爆発されると知ったフランクが、折り畳み式定規や携帯電話、トイレの外にいるウサギなど、あらゆるものを駆使して必死に爆破を妨害するが、うまくいかずに暴れまわる。
タイムリミットが迫る中、フランクを見つけた目撃者が現れるが、あえなく友人のホルストに叩きのめされてしまう 。妻マリーへの想いを胸に、血と“汚物”にまみれたフランクの決死の反撃が始まる。絶体絶命の状況をフランクは生き残ることができるのか、続きが気になる予告編となっている。
『ホーリー・トイレット』は2023年3月3日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。
