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リドリー・スコット新作『ラスト・サバイバー』は『オデッセイ』以来の最高傑作だと自信

ラスト・サバイバー
(c)2026 20th Century Studios. All Rights Reserved.

『エイリアン』『グラディエーター』シリーズや『ブレードランナー』(1982)など、あまたの名作を手がけてきた巨匠監督リドリー・スコットは、自身の最新作『ラスト・サバイバー』に並々ならぬ自信を抱いているようだ。

御年88歳のスコットは、米The Buyerにて、『ラスト・サバイバー』を「私の映画では『オデッセイ』(2015)以来の最高傑作だと思う」と表現。前作『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(2024)の公開時にも「自分の最高傑作のひとつだと思います。良い映画はいくつか作ってきたけれど」と語っていたから、同作を上回る手ごたえなのだろう。

本作はピーター・ヘラーの同名ベストセラー小説を映画化したディストピア・サバイバル。謎のパンデミックによって人口の大半が死滅し、人間性を失った者たちが殺し合う荒廃した世界で、パイロットのヒッグは、愛犬ジャスパーと亡き妻の記憶を拠り所に暮らしていた。元軍人のバングリーと共同戦線を張りながら日々を過ごしていたが、ある時、小型機が謎の声を受信する。その声に導かれるように、ヒッグは未知の空へと飛び立ち……。

この映画を、スコットは「人の感情の可能性に触れる」作品だと語っている。「何が起きようとも、人は誰かを必要とするもの。もし世界が終わるとしたら、私たちはどう向き合うのか?」。

主人公のヒッグ役は、『フランケンシュタイン』(2025)や『嵐が丘』(2026)のジェイコブ・エロルディ。ただいま人気沸騰中の新スターだが、スコットは「これから大スターになるはず。オーストラリアの田舎生まれだから、私とはすごく気が合った」と話している。

共演には、『アベンジャーズ』シリーズのジョシュ・ブローリン、『サブスタンス』(2024)のマーガレット・クアリー、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)のアリソン・ジャネイ、『ブルータリスト』(2024)のガイ・ピアースら。名優と若手キャストの競演も見どころといえそうだ。

ところで、『オデッセイ』は今もなお映画ファンの間で愛される名作だが、その後もスコットは『ゲティ家の身代金』(2017)や『エイリアン:コヴェナント』(2017)『最後の決闘裁判』(2021)『ハウス・オブ・グッチ』(2021)そして『ナポレオン』(2023)を世に送り出してきた。いずれも見ごたえたっぷりの作品だっただけに、それらをしのぐ傑作の誕生を楽しみにしておこう。

映画『ラスト・サバイバー』は、2026年8月28日(金)全国劇場にて公開。

Source: The Buyer, Empire

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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