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『トランスフォーマー』新作にスピルバーグが帰還、マイケル・ベイ監督復帰も交渉中 ─ 初期2作の体制再び

トランスフォーマー
©Paramount Pictures 写真:ゼータイメージ

実写映画『トランスフォーマー』シリーズが、原点回帰ともいえる布陣で再始動する。スティーヴン・スピルバーグが次回作のクリエイティブ面を主導し、マイケル・ベイも約10年ぶりの監督復帰に向けて初期交渉に入っていることがわかった。米Deadlineが報じている。

スピルバーグはこれまでも実写『トランスフォーマー』シリーズで製作総指揮を務めてきたが、今回のポイントはその役割が大きくなること。長年のプロデューサーであるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラとともに、新作の「あらゆるクリエイティブ面」を統括するという。

スピルバーグは2007年の第1作『トランスフォーマー』と『トランスフォーマー/リベンジ』(2009)でも同様に深くクリエイティブへ関与しており、新作では初期作品の精神を受け継ぐ方向性が目指される。

一方のベイは、『トランスフォーマー』(2007)から『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)まで実写シリーズ5作を監督し、独自のメカメカしく火薬多めのダイナミックな映像美を築いた。いわゆる“ベイバース”を組み上げた張本人だ。その後は『バンブルビー』(2018)や『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(2023)にプロデューサーとして参加していた。監督復帰が実現すれば、『最後の騎士王』以来およそ10年ぶりにシリーズのメガホンを取ることになる。

ベイの復帰については、2025年8月の時点でパラマウントと協議していることが伝えられていた。その後、スタジオでは『トランスフォーマー』新作として3本の異なる脚本が進行中で、うち1本がベイの監督復帰を想定した企画であることも判明していた。今回、ベイはジェイソン・フックスが執筆した新作の監督候補として交渉に入った形だ。米TheWrapも、ベイが同作の監督に向けて交渉中であることを伝えている。ただし現時点で正式な監督決定には至っていない。

フックスは「IT:ウェルカム・トゥ・デリー」で共同企画・共同ショーランナーを務めた脚本家。2026年6月に『トランスフォーマー』新作の脚本家に就任したことが明らかになっていた。新作の具体的な物語は伏せられているが、舞台は現代になるという。企画はまだ初期段階で、キャストも発表されていない。

シリーズをめぐっては、『ビースト覚醒』のラストを受けて2024年に『G.I.ジョー』との実写クロスオーバー映画が正式発表されていたものの、この企画はすでに開発中止となった。『G.I.ジョー』側ではブラッドリー・クーパー主演、ダニー・マクブライド監督による新作が独立して進行している。したがって、スピルバーグがクリエイティブを主導し、ベイの復帰も検討される今回の新作が、実写『トランスフォーマー』の次なる本流として進められることになる。

2007年の第1作でタッグを組み、実写版『トランスフォーマー』を世界的大作シリーズへ押し上げたスピルバーグとベイ。約20年を経て、初期シリーズを作り上げた体制が再び揃う可能性が出てきた。新作のタイトル、キャスト、公開日は未発表。

Source:Deadline, TheWrap, Variety

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Joe Kishi

THE RIVER編集部。ハリウッド大作からインディー作品、アニメーションまで幅広くカバー。魂を揺さぶる瞬間に出会える記事を届けたい。

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