新『G.I.ジョー』ブラッドリー・クーパーがデューク役に決定 ─ 『トランスフォーマー』合流計画は中止に

ブラッドリー・クーパーが、米パラマウント製作の新たな『G.I.ジョー』映画でデューク役を演じることがわかった。脚本を手がけてきたダニー・マクブライドが監督も務める。米Deadlineが報じた。
クーパーは数週間にわたる交渉を経て出演契約を結んだという。マクブライドは早い段階からデューク役にクーパーを希望していたが、クーパーは現在、マーゴット・ロビーと共演する『オーシャンズ11』前日譚で監督・脚本・主演を兼任しており、スケジュールが懸念されていた。しかし脚本を読み、マクブライドと話し合った末に出演を決めたという。
クーパーとマクブライドは、HBOドラマ「ジェムストーン家の敬虔なる私生活」で共演経験がある。マクブライドは同作で組んできたジェフ・フラドリー、ジョン・カルシエリと『G.I.ジョー』の脚本を共同執筆しており、本作で長編映画監督デビューを飾る。ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、マーク・ヴァフラディアン、ハズブロ・エンターテインメントのゼヴ・フォアマンがプロデューサーを務める。
デュークはG.I.ジョーを率いるシリーズの代表的キャラクター。実写映画では、チャニング・テイタムが『G.I.ジョー』(2009)と『G.I.ジョー バック2リベンジ』(2013)で演じていた。今回の新作は過去の実写映画を引き継ぐ続編ではなく、新たな解釈による作品となる。
マクブライドは2026年7月の時点で脚本の完成とキャスティングの進行を明かしており、「うまくいけば来年撮影できる」と2027年の撮影開始を目指していた。物語の中心となるのはデュークと彼に続くジョー隊員たち。舞台には、一見すると普通の町ながら、実はコブラに支配されている「スプリングフィールド」が選ばれているという。マクブライドはコメディではなく、「サスペンスとアクション」の作品になるとも説明していた。
一方、『G.I.ジョー』をめぐっては大きな方針変更も判明した。『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(2023)のラストでは『トランスフォーマー』シリーズの合流が示唆され、2024年には実写クロスオーバー映画の製作が正式発表されていたが、こちらは現在開発中止になっているという。
幻となったクロスオーバー企画ではクリス・ヘムズワースの出演が伝えられていた。プロデューサーのボナヴェンチュラは2024年、THE RIVERの取材に対してヘムズワースがG.I.ジョーのキャラクターを演じることを認めていた。今回のマクブライド版はそうした構想とは別に、『G.I.ジョー』単独の新たなスタートとして進められることになる。
新『G.I.ジョー』の公開日は未定。
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