『ピーターラビット2』米公開が7月に延期、変更6度目

映画『ピーターラビット2／バーナバスの誘惑』の米公開日が、2021年5月14日から7月2日に延期された。

当初は2020年4月の公開を予定していたが、8月、2021年1月、4月、6月、5月と移動しており、変更はこれで6度目。当初から1年3ヶ月の延期ということになる。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、「日本の公開日は決まり次第お知らせいたします」として、現時点で「2021年全国ロードショー」と伝えている。

『ピーターラビット』前作から3年。今作ではついにビアとマグレガーが結婚。湖水地方で、ピーターはビアとマグレガーと“家族”として仲良く暮らすはずが、父親気取りのマグレガーに叱られ続け、イライラの毎日。元々マグレガーとは犬猿の仲で、ピーターの父親をパイにして食べた因縁の一族のひとりという遺恨もある。「あんなヤツ、父親じゃない！こんな生活ウンザリだ！」我慢の限界を超えたピーターは、湖水地方を飛び出し大都会へ家出してしまう──。

そこで出会ったのは、ピーターの父親の親友だったと語るバーナバス。都会でタフに生き抜くバーナバスに父親のような頼もしさを感じるピーター。しかし、人間に恨みを抱くバーナバスは、人家の冷蔵庫から野菜や果物を盗み、都会の動物たちを組織して、人間への復讐の機会をうかがっていた。

ある日、バーナバスはイギリス中から市場に集まった最高級ドライフルーツの強奪作戦を計画。認めてもらいたいピーターは、湖水地方の妹や動物の仲間たちをメンバーに加えて作戦に参加する。作戦が成功したかに見えたその時、人間に捕まってしまう妹や仲間たち。最大の危機にピーターの前に現れたのは…まさかのマグレガー？

新登場となるバーナバスは、ピーターを暗黒の世界に誘う地下組織のボス。日本語吹替版声優には、“Vシネの帝王”哀川翔が起用されている。ピーター役は前作に引き続き千葉雄大。