中谷 直登『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』ついに完成！最高指導者スノークは「あの人物」と共演せず
映画『スター・ウォーズ』シリーズの最新作、『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』がついに完成したようだ。脚本・監督を務めるライアン・ジョンソンが、自身のInstagramにてポスト・プロダクションの終了を報告している。
かねてより順調に製作が進んでいると伝えられてきた本作は、2017年9月11日に監督が来日した際、「ロスに戻って数日すれば完成する」と語られていた。公開まで約3ヶ月を残しての完成は、ハリウッドの大作映画としても十分に余裕のあるスケジュールだろう。
以下の内容には、映画『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』のネタバレが含まれています。
最高指導者スノーク、あの人物と共演せず
そんな本作『最後のジェダイ』は、依然として内容の詳細は明かされないものの、雑誌記事や出演者・スタッフのインタビューなどから情報が少しずつ明らかになりつつある。このたび内容の一端を語ってくれたのは、『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』（2015）でファースト・オーダーの最高指導者スノークを演じたアンディ・サーキスだ。
スノークといえば、ハン・ソロとレイア・オーガナの息子であったカイロ・レン/ベン・ソロをダークサイドへと誘った人物である。『最後のジェダイ』では前作以上に出番が増え、その親衛隊も登場するらしいものの、一方でジョンソン監督は「スノークが何者なのか、どういう歴史を持つのかを、必要以上に語ることにはあまり関心がありません」とも語っていた。
では本作で、スノークはどのように現れ、いかなる暗躍を見せてくれるのか……。
英THE LISTの取材で、サーキスは『最後のジェダイ』で「ある人物」と共演しなかったことを明かしている。
「キャリー（・フィッシャー）とのシーンはありませんでした。［中略］アダム・ドライバーやドーナル・グリーソン、出演者との仕事は素晴らしかったですよ。本当にいい時間を過ごしました。」
この言葉から、前作と同じくスノークはカイロ・レンやハックス将軍との場面に多く登場するものと予想される。確かに、スノークはスターキラー基地の崩壊を受けて次なる動きを練るのかもしれないし、またカイロ・レンを一刻も早く一人前の存在へと育て上げねばならないだろう。
キャリー・フィッシャーが2016年末に急逝したことを受けて、ルーカスフィルムは『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け』にレイア・オーガナを登場させない意向を明らかにしている。すなわち、本編でカイロ・レンの母親たるレイアとスノークが出会うことはない、またレジスタンスとファースト・オーダーのリーダーはついに対面しないのだ。
ちなみに共演は叶わなかったものの、サーキスはフィッシャーとの思い出をこのように回想している。
「少しだけ彼女のことを知ることができました。彼女は素晴らしい人格をもった、驚くべき人間だったんです。悲しくも彼女を失ってしまいましたが、触れ合ったすべての人が、そのすさまじいエネルギーと最高のユーモアセンスに感動していました。すごい人だったんですよ。」
映画『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー。
Sources: https://www.list.co.uk/article/95810-andy-serkis-remembers-incredible-carrie-fisher/
https://www.starwarsnewsnet.com/2017/09/andy-serkis-confirms-that-snoke-wont-meet-spoiler-in-the-last-jedi.html
https://www.instagram.com/p/BZU4eJmj_je/
©Walt Disney Studios Motion Pictures ©2017 & TM Lucasfilm Ltd. 写真：ゼータ イメージ
