『ワールド・ウォーZ』続編、ブラッド・ピット続投&『教皇選挙』監督就任が決定

ブラッド・ピット主演の大ヒットゾンビ映画『ワールド・ウォーZ』(2013)の続編が本格始動した。ピットの続投に加え、『教皇選挙』(2024)『西部戦線異状なし』(2022)などのエドワード・ベルガーが監督を務めることが決定し、長年停滞していた企画がついに大きく動き出した。米Deadlineが報じている。
第1作は、マックス・ブルックスによる2006年のベストセラー小説『World War Z』を原作に映画化された作品。2013年に公開された前作は、世界興行収入5億4,000万ドルを超える大ヒットを記録した。続編でもピットはプロデューサーのデデ・ガードナー、ジェレミー・クライナーとともにPlan B Entertainmentを通じて製作を担当し、ベルガーは製作総指揮にも名を連ねる。
ピットとベルガーは、撮影を終えたばかりの新作『The Riders(原題)』で、すでにタッグ済み。脚本は、英ドラマ「Utopia」のクリエイターで、「ユートピア ~悪のウイルス~」にも製作総指揮として参加したデニス・ケリーが執筆する。現時点でストーリーの詳細は明かされていない。
実は、ピットは10年以上前から続編の実現を望んでいた。当初は長年の友人であり、『セブン』(1995)『ファイト・クラブ』(1999)などでタッグを組んできたデヴィッド・フィンチャーを監督に起用する計画が進められていたが、製作費の問題などから企画は頓挫。その後、長らく開発が停滞していた。
しかし2025年、ジョシュ・グリーンスタインとダナ・ゴールドバーグがパラマウント・ピクチャーズ共同会長に就任したことで企画が再始動。2人は『ワールド・ウォー Z』続編を最優先プロジェクトのひとつと位置付け、シネマコン2026でも製作への意欲を表明していた。
監督に決まったベルガーは、アカデミー賞国際長編映画賞など4部門に輝いた『西部戦線異状なし』(2022)を手がけ、『教皇選挙』(2024)でも高い評価を得た実力派。A24製作の新作映画『The Riders』でピットと協業を終えたばかりで、その撮影現場でピット自ら『ワールド・ウォー Z 2』の構想を持ちかけ、監督就任を打診していたという。関係者によると、撮影終了時にはベルガーも企画への参加を承諾し、ここ数週間でスタジオが両者との契約をまとめたとされる。
続編決定により、ピットとパラマウントの関係もさらに強まることとなった。両者による新作サバイバル・スリラー『ハート・オブ・ビースト』は2026年9月25日に日米同時公開予定で、2026年後半にはクエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)で演じたクリフ・ブース役を再演するNetflix映画『ザ・ファーザー・ミスアドベンチャーズ・オブ・クリフ・ブース』の公開も控えている。
フィンチャー版の頓挫から7年。『The Riders』で新たなパートナーを得たピットが自ら監督を口説き落とし、10年以上追い続けてきた続編が、いよいよ始動となりそうだ。
▼ 『ワールド・ウォーZ』の記事

『ワールド・ウォーZ』続編が進行中 ─ ブラッド・ピットの人気ゾンビ映画が復活へ 一時は頓挫していました 
「ウォーキング・デッド」と『ワールド・ウォーZ』クロスオーバー、ダリルとリックがゲーム再登場 ─ キャストが再び声を演じる 1月29日リリース! 
『トップガン3』パラマウント新体制の最優先事項に ─ 『スター・トレック』も重視 新企業の記者会見で認める 
『ワールド・ウォーZ』続編、「やらなくてよかった」とデヴィッド・フィンチャー監督 ─ 「THE LAST OF US」と内容が被っていた? ホッとしてる感じ 
ブラッド・ピット主演『ワールド・ウォーZ』続編、企画中断へ ─ デヴィッド・フィンチャー監督は離脱、米報道 あまりにも残念
Source:Deadline
























